昨日（2025年8月27日）のナスダック100の振り返り
| ナスダック100 | US100(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 23,565.85 | 23,491.4 |
| 前日比 | +40.55(+0.17%) | -63.5(-0.27%) |
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照したCFD「US100」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年8月27日（水）のナスダック100は、前日比40.55ポイント高（+0.17%）の23,565.85ポイントで取引を終えました。
エヌビディア（NVDA）の決算発表を控えた様子見のなかで、米国株式市場全体は堅調に推移しました（S&P500は史上最高値を更新）。
金利低下と利下げ観測の強まりを背景に、追い風となる環境が続きました。
個別銘柄は、ハイテク銘柄やソフトウェア銘柄の一部に顕著な上昇が見られました。
アップル（AAPL）、アルファベット（GOOGL）、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ（AMD）、インテル（INTC）、アドビ（ADBE）などが上昇。
一方で、メタ・プラットフォームズ（META）、テスラ（TSLA）、ネットフリックス（NFLX）などが下落しました。
全体としては、大型のハイテク株が市場をけん引し、特にソフトウェア・SaaS関連の銘柄に買いが入った展開でした。
なお、引け後のエヌビディア（NVDA）決算発表では、売上高は予想を上回ったものの、データセンター部門がわずかに予想を下回り、時間外取引で株価は下落しました。
テック主導のセンチメントに、短期的な揺り戻しが懸念されます。
本日（2025年8月28日）US100のチャートテクニカル分析
（チャートは2025年8月28日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間100）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は上下にヒゲのある陰線を形成し、21日から陰線と陽線が交互に現れています。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
小幅下落となりましたが、上ヒゲ部分で直近高値を更新しました。
目先は、高値更新が続き上昇へ向かうか、方向感のない取引が続くかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
23,500ポイント台中心に上下した後、始値を若干下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰線と陽線が交互に現れて、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
22日高値付近で値動きが停滞する状態です。
目先は、22日高値を突破して上昇が加速するか、22日高値は超えられず反落が進むかに注目です。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
米国の主要株価指数の変化率チャート
（画像は2025年8月28日7時のもの）
米国株の主要3指数（US30、US100、US500）の変化率を比較したチャートです。
US100は夜にかけて横ばいで推移したあと、21時以降に大きく下振れしました。
その後は持ち直してプラス圏に浮上したものの、再び売りが優勢となり、最終的にマイナス0.27%で取引を終えています。
主要3指数の中で最も大きな下落率を記録しました。
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
本日（2025年8月28日）の主な米国経済指標
28日（木）21:30（米国）4-6月期四半期コアＰＣＥ・改定値（前期比年率）
28日（木）21:30（米国）4-6月期四半期実質国内総生産（ＧＤＰ、改定値）（前期比年率）
28日（木）21:30（米国）4-6月期四半期ＧＤＰ個人消費・改定値（前期比年率）
28日（木）21:30（米国）前週分失業保険継続受給者数
28日（木）21:30（米国）前週分新規失業保険申請件数
28日（木）23:00（米国）7月住宅販売保留指数（前年同月比）
28日（木）23:00（米国）7月住宅販売保留指数（前月比）
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OANDA Lab編集部
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