昨日（2025年8月28日）のS&P500の振り返り
| S&P500 | US500(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 6501.86 | 6506.0 |
| 前日比 | +20.46(+0.32%) | +32.6(+0.50%) |
※OANDAが提供するS&P500指数を参照したCFD「US500」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年8月28日（木）のS&P500は、前日比20.46ポイント高（+0.32%）の6501.86ポイントで取引を終えました。
大型テックが主導し、6500ポイントの節目を上抜けて史上最高値を更新しました。
4-6月期GDP（改定値）は前期比年率+3.3%と速報値から上方修正され、新規失業保険申請件数は市場予想を下回り、投資家心理を下支えしたと考えられます。
クックFRB理事の提訴報道は政策運営の不確実性材料となりましたが、市場への影響は限定的でした。
セクター別に見ると、11セクター中7セクターが上昇し、4セクターが下落しました。
騰落率ごとに見ると、コミュニケーション・サービスが+0.94%、エネルギーが+0.68%、情報技術が+0.66%でした。
下落セクターのワースト3は、公益事業が-0.87%、生活必需品が-0.47%、ヘルスケアが-0.42%でした。
ディフェンシブセクターが売られており、リスクオンムードが漂う展開でした。
個別銘柄ではアルファベット（GOOGL）、メタ・プラットフォームズ（META）、オラクル（ORCL）、ネットフリックス（NFLX）、エクソン・モービル（XOM）などが上昇。
イーライ・リリー（LLY）、ジョンソン・エンド・ジョンソン（JNJ）、コカ・コーラ（KO）、ホーム・デポ（HD）などが下落しています。
本日（2025年8月29日）のUS500チャートテクニカル分析
（チャートは2025年8月29日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間100）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は陽線を形成し、史上最高値を更新する上昇を見せました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
6500ポイントを超えて高値を更新した後も、6500ポイントを維持して取引を終えました。
目先は、6500ポイント到達でいったん反落するか、6500ポイント到達後も上昇が続くかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引前半から上昇が進み、一時的な下落はありましたが始値を上回る水準で取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
急騰した22日高値を更新した後はジリ高が進んでいます。
目先は、当面ジリ高が続くか、反落し再度22日高値付近へ戻るかに注目です。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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米国の主要株価指数の変化率チャート
（画像は2025年8月29日7時のもの）
米国株の主要3指数（US30、US100、US500）の変化率を比較したチャートです。
US500は序盤からプラス圏を維持し、おおむね横ばいの展開が続きました。
日付が変わってからやや上昇基調が強まり、プラス幅を広げています。
最終的には0.5％の上昇率で取引を終え、主要3指数の中でUS100に次ぐ結果となりました。
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
本日（2025年8月29日）の主な米国経済指標
29日（金）21:30（米国）7月個人所得（前月比）
29日（金）21:30（米国）7月個人消費支出（ＰＣＥコア・デフレーター、食品・エネルギー除く）（前年同月比）
29日（金）21:30（米国）7月個人消費支出（ＰＣＥコア・デフレーター、食品・エネルギー除く）（前月比）
29日（金）21:30（米国）7月個人消費支出（ＰＣＥデフレーター）（前年同月比）
29日（金）21:30（米国）7月個人消費支出（ＰＣＥ）（前月比）
29日（金）22:45（米国）8月シカゴ購買部協会景気指数
29日（金）23:00（米国）8月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
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OANDA Lab編集部
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