NYダウの振り返りと見通し：NYダウはレーバーデーで休場。休場明けの注目点は政策独立性(2025年9月2日)

昨日（2025年9月1日）のNYダウの振り返り

	NYダウ	US30(※)
終値	—	45,561.4
前日比	—	-2.5(-0.01%)

※OANDAが提供するNYダウ指数を参照したCFD「US30」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

2025年9月1日（月）のNYダウは、レーバーデーの祝日による休場で値動きはありませんでした。
（OANDA証券が提供するCFD「US30」はわずかに下落）

投資家の関心は週後半に控える米雇用統計に向けられます。
9月相場は例年不確実性が高いとされ、市場全体に慎重なムードが広がると考えられます。

なお、欧州中央銀行（ECB）のラガルド総裁が、米連邦準備制度理事会（FRB）人事への政治介入が米国および世界経済にとって非常に危険との旨の発言をしています。
政策の独立性を巡る不確実性は、休場明けの投資家心理に影響し、米金利見通しや株式のリスク許容度を見極める材料になり得ると考えられます。

本日（2025年9月2日）US30のチャートテクニカル分析

（チャートは2025年9月2日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間100）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

ローソク足は上ヒゲと下ヒゲが同等の寄引同時線となり、値動きに方向性は生じませんでした。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
8月22日の大幅高後の水準で値動きが停滞中です。
目先は、上昇が進み高値を更新するか、下落して22日の大幅高を巻き戻す動きを見せるかに注目です。

＜1時間足チャート分析＞

45,500ドル台を中心に小幅に上下する1日となりました。
直近の平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
22日高値と26日安値の間での取引が4営業日続いています。
目先は、22日高値突破に向けて上昇が進むか、26日安値割れに向けて下落が進むかに注目です。

US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

米国の主要株価指数の変化率チャート

（画像は2025年9月2日7時のもの）

米国株の主要3指数（US30、US100、US500）の変化率を比較したチャートです。
US30は序盤に上昇後、マイナス圏に転じ、その後は上値の重い展開が続きました。
終盤にかけてやや持ち直しましたが、最終的にほぼ0%で取引を終えています。
変化率は主要3指数の中で最も低い水準に留まりました。

US30	NYダウ指数を参照したCFD
US100	NASDAQ100指数を参照したCFD
US500	S&P500指数を参照したCFD

株価指数変化率チャートはこちら

本日（2025年9月2日）の主な米国経済指標

2日（火）22:45（米国）8月製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ、改定値）
2日（火）23:00（米国）8月ＩＳＭ製造業景況指数

本日発表予定の経済指標はこちら

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