市場概況
◆ダウ平均:45621.29 +350.06 +0.77%
◆S&P500:6502.08 +53.82 +0.83%
◆NASDAQ:21707.69 +209.96 +0.98%
4日のNY株式相場は上昇。労働市場の悪化で利下げ期待が強まった一方、サービス業の景況感が改善し、景気減速懸念が和らいだことが安心感につながった。利下げ期待の高まりで米10年債利回りが低下したことに加え、アマゾン・ドット・コムが出資する新興AI企業アントロピックが大型資金調達を実施し、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の業績拡大期待からアマゾン株が4%超上昇したことも相場上昇に寄与した。
ダウ平均は朝方に110ドル安まで下落したものの、350.06ドル高(+0.77%)とほぼ一日の高値で終了。4日ぶりに反発した。S&P500とナスダック総合も小幅に下落する場面もあったが、それぞれ0.83%高、0.98%高と2日続伸して終了。S&P500は8月28日以来、4営業日ぶりに終値の最高値を更新した。S&P500の11セクターは公益を除く10セクターが上昇。アマゾンの上昇を受けて一般消費財が2.25%高となったほか、コミュニケーション、資本財、金融が1%超上昇した。センチメントは改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の16.35ポイントから15.30ポイントに低下した。
経済指標は、8月ADP民間部門雇用者数が5.4万人と前月改定値の10.6万人から大きく減少し、市場予想の6.5万人を下回った。新規失業保険申請件数も予想の23.0万件を上回る23.7万件となり、前週発表分から0.8万件増加した。一方、8月ISM非製造業総合指数(PMI)は52.0と7月の50.1から改善し、予想の51.0を上回った。弱い雇用指標を受けて米10年債利回りは、前日の4.211%から4.158%に低下。CMEのフェドウォッチ・ツールの9月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ確率は前日の96.6%から99.4%に上昇し、金利据え置き確率は0.6%に低下した。
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本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
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◆S&P500:6502.08 +53.82 +0.83%
◆NASDAQ:21707.69 +209.96 +0.98%
4日のNY株式相場は上昇。労働市場の悪化で利下げ期待が強まった一方、サービス業の景況感が改善し、景気減速懸念が和らいだことが安心感につながった。利下げ期待の高まりで米10年債利回りが低下したことに加え、アマゾン・ドット・コムが出資する新興AI企業アントロピックが大型資金調達を実施し、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の業績拡大期待からアマゾン株が4%超上昇したことも相場上昇に寄与した。
ダウ平均は朝方に110ドル安まで下落したものの、350.06ドル高(+0.77%)とほぼ一日の高値で終了。4日ぶりに反発した。S&P500とナスダック総合も小幅に下落する場面もあったが、それぞれ0.83%高、0.98%高と2日続伸して終了。S&P500は8月28日以来、4営業日ぶりに終値の最高値を更新した。S&P500の11セクターは公益を除く10セクターが上昇。アマゾンの上昇を受けて一般消費財が2.25%高となったほか、コミュニケーション、資本財、金融が1%超上昇した。センチメントは改善。投資家の不安心理を示すVIX指数は前日の16.35ポイントから15.30ポイントに低下した。
経済指標は、8月ADP民間部門雇用者数が5.4万人と前月改定値の10.6万人から大きく減少し、市場予想の6.5万人を下回った。新規失業保険申請件数も予想の23.0万件を上回る23.7万件となり、前週発表分から0.8万件増加した。一方、8月ISM非製造業総合指数(PMI)は52.0と7月の50.1から改善し、予想の51.0を上回った。弱い雇用指標を受けて米10年債利回りは、前日の4.211%から4.158%に低下。CMEのフェドウォッチ・ツールの9月米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ確率は前日の96.6%から99.4%に上昇し、金利据え置き確率は0.6%に低下した。
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DZH Finacial Research
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