昨日(2025年9月8日)のNYダウの振り返り
NYダウ | US30(※) | |
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終値 | 45,514.95 | 45,532.5 |
前日比 | +114.09(+0.25%) | +127.5(+0.28%) |
※OANDAが提供するNYダウ指数を参照したCFD「US30」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年9月8日(月)のNYダウは、前日比114.09ドル高(+0.25%)の45,514.95ドルで取引を終えました。
市場では9月FOMCでの利下げ観測が強まり、さらに年内3回程度の利下げが織り込まれています。
米国債利回りは低下し、株式市場の安心感を醸成、株価を押し上げたと考えられます。
なお、今週は生産者物価指数(PPI)、消費者物価指数(CPI)が注目されます。
個別銘柄を見ると、ハイテク株と小売株が堅調に推移した一方で、ディフェンシブ銘柄の一部に売りが目立ちました。
エヌビディア(NVDA)、アマゾン・ドット・コム(AMZN)、ウォルマート(WMT)、ホーム・デポ(HD)、セールスフォース(CRM)などが上昇。
ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)、メルク(MRK)、アムジェン(AMGN)、アップル(AAPL)、ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)などが下落しています。
全体としては、テックや小売へ資金が流れた展開でした。
本日(2025年9月9日)US30のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年9月9日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲのある陽線を形成し、高値圏での小幅高となりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
陰線と陽線が9月3日から交互で出現し、値動きが停滞中です。
高値圏での値動き停滞がいつまで続くかに注目です。
<1時間足チャート分析>
45,400ドル台を中心に小幅に上下する1日となりました。
平均足は陰連後に陽転し、ローソク足は平均足の上にあり、上昇トレンド開始を示唆しています。
引いた目で見ると、8月22日高値と9月2日安値の間での取引が継続中です。
目先は、上昇が続き22日高値を目指すか、反落し2日安値を目指すかに注目です。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
米国の主要株価指数の変化率チャート
(画像は2025年9月9日7時のもの)
米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US30は序盤からおおむね横ばいの展開で、22時頃に下落に転じました。
一時は-0.2%超まで下げ幅を広げましたが、引けにかけてやや持ち直しています。
主要3指数の中では最も小幅な上昇率で取引を終えました。
US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
US500 | S&P500指数を参照したCFD |
本日(2025年9月9日)の主な米国経済指標
特になし
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OANDA Lab編集部
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