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中国株サマリー(9日)

市場概況
3日ぶり反落、一時3800ポイント割れ 半導体株に売り

 9日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3営業日ぶりに反落。終値は前日比0.51%安の3807.29ポイントだった。深セン成分指数は1.23%安12510.60ポイントと3営業日ぶりに反落した。上海、深セン両市場の売買代金は概算で2兆1185億2300万元だった。

 上海総合指数は安く始まった。前場は高く推移する場面があったものの、後場に入って下げ幅を広げた。相場の過熱感が警戒され、ハイテク株を中心に売りが出て指数を押し下げた。もっとも、心理的節目の3800ポイント割り込むと自律反発狙いの買いが下値を支えた。米連邦準備理事会(FRB)が16−17日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げに動くとの見方が広がるなか、A株市場への資金流入期待が根強い。セクター別では半導体、医療サービス、コンシューマーエレクトロニクス、航空宇宙が下落した。半面、貴金属・宝飾品が全面高となったほか、不動産、銀行が買われた。

 A株市場では、電子機器受託製造の富士康工業互聯網(601138)と立訊精密工業(002475)、ITサービスの紫光(000938)、音響機器・電子部品の歌爾(002241)が大幅安だった。音声認識技術の科大訊飛(002230)、スーパーコンピューターの曙光信息産業(603019)は反落した。一方、車載電池関連の国軒高科(002074)と寧波杉杉(600884)が高い。自動車部品の寧波均勝電子(600699)、不動産開発の招商局蛇口工業区控股(001979)は続伸。中堅銀行の上海浦東発展銀行(600000)、寧波銀行(002142)も買われた。

 上海B株指数は0.59%安の262.65ポイントと3営業日ぶりに反落。深センB株指数は0.62%高の1356.18ポイントと4営業日続伸した。


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