市場概況
◆ダウ平均: 45490.92 -220.42 -0.48%
◆S&P500: 6532.04 +19.43 +0.30%
◆NASDAQ: 21886.06 +6.57 +0.03%
10日のNY株式相場は高安まちまち。米8月生産者物価指数(PPI)が予想に反して減速し利下げ期待が高まったほか、AI需要の高まりを背景にオラクルが36%高と急騰し、エヌビディア、アドバンスト・マイクロ・デバイセズも2-3%上昇した。一方、新型iPhoneを発表したアップルが下落したことや、翌日の米8月消費者物価指数(CPI)の発表を控えた様子見姿勢も強まり、終盤は利益確定売りがやや優勢となった。ダウ平均はほぼ横ばいでスタートすると、終盤に331ドル安まで下落し、220.42ドル安(-0.48%)で終了。3日ぶりの反落となった。一方、S&P500は一時0.67%高まで上昇し、0.30%高で終了。ナスダック総合も0.56%高まで上昇後、0.03%高とわずかながら上昇して終了。S&P500とナスダック総合はともに3日続伸し、取引時間中と終値の史上最高値を更新した。
S&P500の11セクターはエネルギー、IT、公益、資本財など5セクターが上昇し、一般消費財、生活必需品、ヘルスケア、コミュニケーションなど6セクターが下落。ダウ平均採用銘柄はエヌビディアが3.85%高となったほか、シェブロン、シスコ・システムズ、キャタピラーが1%超上昇したものの、セールスフォース、アマゾン・ドット・コム、アップルが3%超下落し、マクドナルドも2%超下落した。
米8月PPIは前月比-0.1%と予想の+0.3%に反して低下し、前年比でも+2.6%と予想の+3.3%を下回った。変動の大きい食品、エネルギーを除くコアPPIも前月比-0.1%と予想の+0.3%に反して減速し、前年比では+2.8%と予想の+3.5%を下回った。弱いPPIを受けて米10年債利回りは前日の4.074%から4.047%に低下。CMEのフェドウォッチ・ツールでは9月FOMCでの0.50%利下げ確率が前日の7%から8%に上昇し、0.25%の利下げ確率が92%となった。
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◆S&P500: 6532.04 +19.43 +0.30%
◆NASDAQ: 21886.06 +6.57 +0.03%
10日のNY株式相場は高安まちまち。米8月生産者物価指数(PPI)が予想に反して減速し利下げ期待が高まったほか、AI需要の高まりを背景にオラクルが36%高と急騰し、エヌビディア、アドバンスト・マイクロ・デバイセズも2-3%上昇した。一方、新型iPhoneを発表したアップルが下落したことや、翌日の米8月消費者物価指数(CPI)の発表を控えた様子見姿勢も強まり、終盤は利益確定売りがやや優勢となった。ダウ平均はほぼ横ばいでスタートすると、終盤に331ドル安まで下落し、220.42ドル安(-0.48%)で終了。3日ぶりの反落となった。一方、S&P500は一時0.67%高まで上昇し、0.30%高で終了。ナスダック総合も0.56%高まで上昇後、0.03%高とわずかながら上昇して終了。S&P500とナスダック総合はともに3日続伸し、取引時間中と終値の史上最高値を更新した。
S&P500の11セクターはエネルギー、IT、公益、資本財など5セクターが上昇し、一般消費財、生活必需品、ヘルスケア、コミュニケーションなど6セクターが下落。ダウ平均採用銘柄はエヌビディアが3.85%高となったほか、シェブロン、シスコ・システムズ、キャタピラーが1%超上昇したものの、セールスフォース、アマゾン・ドット・コム、アップルが3%超下落し、マクドナルドも2%超下落した。
米8月PPIは前月比-0.1%と予想の+0.3%に反して低下し、前年比でも+2.6%と予想の+3.3%を下回った。変動の大きい食品、エネルギーを除くコアPPIも前月比-0.1%と予想の+0.3%に反して減速し、前年比では+2.8%と予想の+3.5%を下回った。弱いPPIを受けて米10年債利回りは前日の4.074%から4.047%に低下。CMEのフェドウォッチ・ツールでは9月FOMCでの0.50%利下げ確率が前日の7%から8%に上昇し、0.25%の利下げ確率が92%となった。
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DZH Finacial Research
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