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日経平均サマリー(11日)

市場概況
日経平均は大幅続伸 終値で44000円を上回る

 11日の日経平均は大幅続伸。終値は534円高の44372円。まちまちの米国株を受けて、寄り付きは小幅な上昇。しかし、ソフトバンクグループ<9984.T>やアドバンテスト<6857.T>など生成AI関連がきのうに続いて強く買われたことで、早々に上げ幅を3桁に広げた。前場のうちに44200円台まで水準を切り上げ、後場には44300円台に乗せて上げ幅を500円超に拡大。いったん萎んだものの引けにかけて盛り返し、高値圏で取引を終えた。終値で初めて44000円を上回り、連日で史上最高値を更新している。ソフトバンクGとアドバンテストの貢献度がかなり大きく、プライムでは値下がり銘柄の方が多かった。TOPIXはマイナス圏に沈む場面もあり、小幅なプラスで終了。グロース250指数は後場に下げ幅を広げて1%を超える下落となった。

 東証プライムの売買代金は概算で4兆9500億円。業種別では情報・通信、その他製品、非鉄金属などが上昇した一方、銀行、保険、倉庫・運輸などが下落した。通期の利益見通しを引き上げた三菱総合研究所<3636.T>が急伸。半面、今期の大幅営業減益見通しを提示したファーマフーズ<2929.T>が後場に入って急落した。



日経平均
 44372.50 +534.83
先物
 44440 +570
TOPIX
 3147.76 +6.79


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