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NY株式サマリー(12日)=ダウ273ドル安と反落 ナスダック総合は5日連続で最高値を更新

市場概況
◆ダウ平均: 45834.22 -273.78 -0.59%
◆S&P500: 6584.29 -3.18 -0.05%
◆NASDAQ: 22141.10 +98.03 +0.44%

 12日のNY株式相場は高安まちまち。今週発表された経済指標を受けて来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げが確実視されていることが支援となった一方、前日にダウ平均、S&P500、ナスダック総合がそろって史上最高値を更新したことや、週末の取引となったことで利益確定売りの動きも強まった。前日に617ドル高となり、初めて終値で46000ドルを上回ったダウ平均は、小幅安でスタートすると、273.78ドル安(-0.59%)とほぼ一日の安値圏で終了。S&P500も前日終値を挟んでもみ合ったが、0.05%安とわずかにマイナス圏で終了した。一方、ナスダック総合はテスラ株が7%超上昇したことを追い風に0.44%高と5日続伸して終了した。S&P500は3日連続で取引時間中の史上最高値を更新し、ナスダック総合は5日連続で取引時間中と終値の史上最高値を更新した。週間ではダウ平均が433.36%高(+0.95%)と3週ぶりに反発し、S&P500が1.59%高、ナスダック総合が2.03%高とともに2週続伸した。

 S&P500の11セクターは一般消費財、公益、IT、コミュニケーションの4セクターが上昇し、ヘルスケア、素材、資本財、エネルギー、金融など7セクターが下落。ダウ平均採用銘柄はマイクロソフト、アップルが1%超上昇した一方、メルク、シャーウィン・ウィリアムズ、アムジェンが2%超下落し、ボーイング、ナイキ、ハネウェルなど8銘柄も1%超下落した。

 経済指標は9月ミシガン大消費者信頼感指数速報値が55.4と、8月の58.2から悪化し、市場予想の58.0を下回った。併せて発表された1年先インフレ率速報値は4.8%と8月から横ばいとなったが、同5年先インフレ率速報値は8月の3.5%から3.9%に上昇した。米10年債利回りは前日の4.011%から4.060%に上昇(価格は下落)。足もとで相場上昇が続いたが、週末を控えてポジション調整売りが優勢だった。



(羽土)


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