昨日(2025年9月15日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:3.01(+0.095)<+3.26%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは続伸。
NWS(アメリカ国立気象局)によると、今後1~2週間の米国本土の気温は平年より高い見通しです。
天然ガスの冷房需要増加見通しが報じられており、NATGAS価格は上昇しました。
なお、13日(土)にCFTC(米商品先物取引委員会)が天然ガスの投機的ネットポジションを公開し、およそ9万5,000の売り越しでした。
売り越し幅は4週ぶりに9万台を記録しています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年9月16日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年9月16日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲのある陽線を形成し、続落後の続伸となりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
続落で節目価格3.0ドルを離れた後、再度3.0ドルを回復しました。
節目価格3.0ドルの攻防の行方に注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半の下落の後、半ば以降は上昇が進み、当日高値付近で取引を終えました。
直近の平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
9月8日高値と12日安値の半値戻しを達成しました。
目先は、半値戻しで上昇一服となるか、8日高値に向けて上昇が続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から2基増加して416基でした。
稼働リグ数は3週連続で増加し、7月中旬以来の水準を回復しました。
一方、天然ガスのリグ数は前週から変わらず118基でした。
8月以降の稼働リグ数は緩やかな減少傾向で推移しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で71bcf(10億立方フィート)増加し、3343bcfでした。
増加幅は市場予想より大きく、在庫量は増加トレンドを維持しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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