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加藤勝信財務相は16日の閣議後記者会見で、米国が日米欧の先進7カ国(G7)に対し、中国やインドを念頭にロシア産原油の購入国に高関税を課すよう求めたことについて「特定の国がロシア産原油を輸入していることのみを根拠に高関税を課すことは困難だ」と慎重な姿勢を示した。米国には原油収入をウクライナ侵攻の戦費に充てるロシアへの圧力を強める狙いがある。
G7は12日にオンライン形式で財務相会合を開いた。英紙フィナンシャル・タイムズによると、米国は中国、インドへの関税率を最大100%にすることを提案。米国はインドに対する追加関税を50%に引き上げており、G7各国にも歩調を合わせるよう呼びかけた。
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