市場概況
3日ぶり小反落、方向感乏しく 米中首脳協議の不透明感が重し
16日の香港市場で、ハンセン指数は3営業日ぶりに小反落。終値は前日比0.03%安の26438.51ポイントだった。中国企業指数は0.02%高の9386.39ポイント。メインボードの売買代金は概算で2940億6000万HKドル。
ハンセン指数は高く寄り付いたものの、その後は方向感に乏しく、前日終値を挟んだ一進一退の展開。米中閣僚級協議の進展や米国の利下げ観測を好感して買いが先行したが、米中首脳協議を巡る不透明感が意識され、重しとなったもよう。ベッセント米財務長官は現地時間の14−15日にスペインで開いた4回目の閣僚級会合の後の記者会見で、中国発の動画共有アプリ「TikTok」の米国事業の売却について合意の「枠組み」が整ったと明らかにした。ただ、詳細はトランプ米大統領と中国の習近平国家主席が19日に協議して決めることになる。
ハンセン指数構成銘柄では、医薬品ネット通販の京東健康(06618)と阿里健康(00241)、マカオカジノのサンズ・チャイナ(01928)、台湾系食品メーカーの康師傅控股(00322)、アルミメーカーの中国宏橋(01378)の下げが目立った。半面、民営ガラス大手の信義ガラス(00868)、オンライン旅行大手のトリップ・ドットコム(09961)、ニット衣料大手の申洲国際集団(02313)、生活関連アプリ運営大手の美団(03690)が高い。自動車メーカーの吉利汽車(00175)、理想汽車(02015)、BYD(01211)が続伸した。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.56%高の6077.66ポイントと3営業日続伸。トリップ・ドットコム、美団、理想汽車、同程旅行(00780)、蔚来集団(09866)が上昇率上位。半面、京東健康、阿里健康、美的集団(00300)、JDドットコム(09618)が下落率上位だった。
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本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
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16日の香港市場で、ハンセン指数は3営業日ぶりに小反落。終値は前日比0.03%安の26438.51ポイントだった。中国企業指数は0.02%高の9386.39ポイント。メインボードの売買代金は概算で2940億6000万HKドル。
ハンセン指数は高く寄り付いたものの、その後は方向感に乏しく、前日終値を挟んだ一進一退の展開。米中閣僚級協議の進展や米国の利下げ観測を好感して買いが先行したが、米中首脳協議を巡る不透明感が意識され、重しとなったもよう。ベッセント米財務長官は現地時間の14−15日にスペインで開いた4回目の閣僚級会合の後の記者会見で、中国発の動画共有アプリ「TikTok」の米国事業の売却について合意の「枠組み」が整ったと明らかにした。ただ、詳細はトランプ米大統領と中国の習近平国家主席が19日に協議して決めることになる。
ハンセン指数構成銘柄では、医薬品ネット通販の京東健康(06618)と阿里健康(00241)、マカオカジノのサンズ・チャイナ(01928)、台湾系食品メーカーの康師傅控股(00322)、アルミメーカーの中国宏橋(01378)の下げが目立った。半面、民営ガラス大手の信義ガラス(00868)、オンライン旅行大手のトリップ・ドットコム(09961)、ニット衣料大手の申洲国際集団(02313)、生活関連アプリ運営大手の美団(03690)が高い。自動車メーカーの吉利汽車(00175)、理想汽車(02015)、BYD(01211)が続伸した。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.56%高の6077.66ポイントと3営業日続伸。トリップ・ドットコム、美団、理想汽車、同程旅行(00780)、蔚来集団(09866)が上昇率上位。半面、京東健康、阿里健康、美的集団(00300)、JDドットコム(09618)が下落率上位だった。
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DZH Finacial Research
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