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NYダウの振り返りと見通し:FOMC前の様子見で反落。テック軟調とエネルギー堅調が交錯(2025年9月17日)

ニュース

昨日(2025年9月16日)のNYダウの振り返り

NYダウ US30(※)
終値 45,757.90 45,774.6
前日比 -125.55(-0.27%) -77.9(-0.17%)

※OANDAが提供するNYダウ指数を参照したCFD「US30」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

2025年9月16日(火)のNYダウは、前日比125.55ドル安(-0.27%)の45,757.90ドルで取引を終えました。

連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控え、市場全体が様子見ムードとなり、積極的な売買を手控える展開でした。
8月小売売上高は市場予想を上回る伸びを示し消費の底堅さが確認されましたが、利下げ観測に大きな変化はありませんでした。

FOMCは2日目に入り、市場ではドットチャートとパウエル議長会見の内容見極めに注目が集まっています。

個別銘柄を見ると、主要テック株の売りが強まりました。
一方で、エネルギーや消費関連銘柄の一部が上昇しています。

シェブロン(CVX)、アマゾン・ドット・コム(AMZN)、キャタピラー(CAT)、プロクター・アンド・ギャンブル(PG)、マクドナルド(MCD)などが上昇。
エヌビディア(NVDA)、マイクロソフト(MSFT)、セールスフォース(CRM)、シスコ・システムズ(CSCO)、ユナイテッドヘルス・グループ(UNH)などが下落しました。

全体としては、銘柄によって明暗が分かれる展開でした。

本日(2025年9月17日)US30のチャートテクニカル分析

本日(2025年9月17日)US30のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年9月17日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は上下にヒゲのある実体の短い陰線を形成し、小幅安となりました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
11日の大幅高の後、3営業日は11日の値幅内の取引に留まる状態です。
11日の値幅を上下どちらの方向へ突破するかに注目です。

<1時間足チャート分析>

取引半ばに大きく下落した後、反発はしましたが始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
11日高値を天井とする下落が進んでいます。
目先は、11日高値からの下落が続くか、反発して11日高値へ向かうかに注目です。

US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

米国の主要株価指数の変化率チャート

米国の主要株価指数の変化率チャート
(画像は2025年9月17日7時のもの)

米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US30は序盤に小幅なプラス圏で推移したものの、後半は軟調な展開となりました。
特に22時を過ぎてから下落基調が強まり、一時-0.4%を下回るまで下げました。
最終的に主要3指数の中では最も大きな下落率を記録しています。

US30 NYダウ指数を参照したCFD
US100 NASDAQ100指数を参照したCFD
US500 S&P500指数を参照したCFD

株価指数変化率チャートはこちら

本日(2025年9月17日)の主な米国経済指標

17日(水)21:30(米国)8月住宅着工件数(前月比)
17日(水)21:30(米国)8月住宅着工件数(年率換算件数)
17日(水)21:30(米国)8月建設許可件数(前月比)
17日(水)21:30(米国)8月建設許可件数(年率換算件数)
17日(水)27:00(米国)米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
17日(水)27:30(米国)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見

本日発表予定の経済指標はこちら

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OANDA Lab編集部

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問い合わせ先:お問い合わせフォームから


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