昨日(2025年9月16日)のユーロ円動向振り返り
ユーロ円は円安が進む。
午後に円高の場面があったものの、おおむね円安の展開でした。
ドル円が円高だったのに対してユーロドルの上昇の勢いが強く、これを反映したと考えられます。
最終的に15日終値に比べて円安で取引を終え、日足ローソク足は4営業日続伸となりました。
なお、ユーロ圏で鉱工業生産とZEW景況感調査が発表され、強弱まちまちの結果でした。
この前後の時間帯のユーロ円は円安が優勢です。
また、カザークス・ラトビア中銀総裁が発言し、現時点で金利を引き下げる理由はない旨が報じられています。
本日(2025年9月17日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年9月17日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、170円付近から176円付近にかけて、買い注文を確認できます。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、172円台後半の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
その一方、171円付近から175円台半ばにかけて、売り注文を確認できます。
現在値周辺を含む範囲で発注されており、売り圧力の状況がわかります。
その中でも、173円台後半の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを狙った注文の模様です。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年9月17日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのはユーロドルと豪ドル米ドルです。
ポンドドルとも相関関係でした。
その一方、逆相関関係だったのはドル円です。
弱い逆相関関係だったのはポンド円と豪ドル円です。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年9月17日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はスイスフラン、最も弱い通貨はドルです。
円はおおむねプラス圏で推移し、本日朝時点でプラス圏に位置しています。
ユーロはプラス幅を広げる展開で、日付が変わってから安定的な動きに転じました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年9月17日)の主な経済指標
18:00(EU)8月消費者物価指数(HICP)
22:45(加)カナダ中銀 政策金利発表
27:00(米)FOMC終了後政策金利発表
27:30(米)パウエルFRB議長定例記者会見
またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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