昨日(2025年9月17日)のS&P500の振り返り
S&P500 | US500(※) | |
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終値 | 6600.35 | 6616.8 |
前日比 | -6.41(-0.10%) | +6.6(+0.10%) |
※OANDAが提供するS&P500指数を参照したCFD「US500」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年9月17日(水)のS&P500は、前日比6.41ポイント安(-0.10%)の6600.35ポイントで取引を終えました。
連邦準備制度理事会(FRB)は17日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を0.25%引き下げました。
利下げは6会合ぶりで、政策金利は4.00~4.25%となりました。
市場ではNYダウが上昇したものの、S&P500は小幅続落と最高値圏で伸び悩みました。
背景として、利下げが織り込み済みだったことや、パウエル議長会見で「会合ごとに状況を変える」と述べられ積極緩和期待が後退したことが考えられます。
セクター別に見ると、11セクター中6セクターが上昇し、5セクターが下落しました。
騰落率ごとのトップ3は、金融が+0.96%、生活必需品が+0.90%、素材が+0.36%でした。
下落セクターのワースト3は、情報技術が-0.70%、資本財・サービスが-0.45%、一般消費財が-0.31%でした。
全体としては、やや方向感に欠ける展開でした。
個別銘柄では、ペイパル・ホールディングス(PYPL)、JPモルガン・チェース(JPM)、バンク・オブ・アメリカ(BAC)、フィリップ・モリス・インターナショナル(PM)、ウォルマート(WMT)などが上昇。
ブロードコム(AVGO)、オラクル(ORCL)、ウーバー・テクノロジーズ(UBER)、ホーム・デポ(HD)、スリーエム(MMM)などが下落しました。
本日(2025年9月18日)のUS500チャートテクニカル分析
(チャートは2025年9月18日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある実体の短い陽線を形成し、小幅高となりました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
上ヒゲ部分でわずかながら史上最高値を更新しました。
目先は、上昇が続き高値更新も続くか、いったん反落を見せるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
小幅な値動きが続いた後、後半に乱高下しましたが、始値を若干上回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連後に陽転したものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
16日高値から若干下落した水準で値動きが停滞している状態です。
目先は、16日高値を目指して上昇が進むか、16日高値を天井として下落が進むかに注目です。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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米国の主要株価指数の変化率チャート
(画像は2025年9月18日7時のもの)
米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US500は取引終盤まで小動きでしたが、3時以降に上下に大きく振れる展開となりました。
その後は持ち直して小幅なプラス圏を維持しています。
最終的には主要3指数の中でUS30に次ぐ上昇率となりました。
US500 | S&P500指数を参照したCFD |
US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
本日(2025年9月18日)の主な米国経済指標
18日(木)21:30(米国)9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
18日(木)21:30(米国)前週分失業保険継続受給者数
18日(木)21:30(米国)前週分新規失業保険申請件数
18日(木)23:00(米国)8月景気先行指標総合指数(前月比)
18日(木)29:00(米国)7月対米証券投資
18日(木)29:00(米国)7月対米証券投資(短期債除く)
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OANDA Lab編集部
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