ホーム » マーケットニュース » NYダウの振り返りと見通し:FOMC効果で史上最高値を更新。ハイテクが牽引(2025年9月19日)

NYダウの振り返りと見通し:FOMC効果で史上最高値を更新。ハイテクが牽引(2025年9月19日)

ニュース

昨日(2025年9月18日)のNYダウの振り返り

NYダウ US30(※)
終値 46,142.42 46,258.4
前日比 +124.10(+0.27%) +162.9(+0.35%)

※OANDAが提供するNYダウ指数を参照したCFD「US30」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

2025年9月18日(木)のNYダウは、前日比124.10ドル高(+0.27%)の46,142.42ドルで取引を終えました。

前日に連邦準備制度理事会(FRB)が0.25%の利下げを決定したことを背景に投資家のリスク選好が強まり、NYダウは史上最高値を更新しました。
ハイテク株が市場全体を牽引し、ナスダックやS&P500も同時に最高値を更新しています。

新規失業保険申請件数の前週比大幅減少も、雇用市場の堅調さを示す好材料として受け止められたと考えられます。

個別銘柄を見ると、ハイテクや金融が堅調だった一方で、生活必需品やヘルスケアは軟調でした。

エヌビディア(NVDA)、IBM(IBM)、シスコ・システムズ(CSCO)、アメリカン・エキスプレス(AXP)、ゴールドマン・サックス・グループ(GS)、キャタピラー(CAT)などが上昇。
ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)、ユナイテッドヘルス・グループ(UNH)、プロクター・アンド・ギャンブル(PG)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)、シェブロン(CVX)などが下落しました。
特に、エヌビディア(NVDA)は前日比+3.49%、キャタピラー(CAT)が前日比+3.62%と買いが集中しました。

全体としては、エヌビディア(NVDA)が相場を押し上げた展開でした。

本日(2025年9月19日)US30のチャートテクニカル分析

本日(2025年9月19日)US30のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年9月19日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は上下にヒゲのある陽線を形成し、2日続伸で史上最高値を更新しました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
終日46,000ドル台での取引となり、46,000ドル台の値固めが進みました。
目先は、47,000ドルを目指して上昇が続くか、反落して46,000ドルを割れるかに注目です。

<1時間足チャート分析>

取引開始からの上昇後、半ばに下落しましたが、反発して始値を上回る水準で取引を終えました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
高値と安値を切り上げる順調な上昇トレンドが続いています。
上昇トレンドがどの水準まで進むかに注目です。

US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

米国の主要株価指数の変化率チャート

米国の主要株価指数の変化率チャート
(画像は2025年9月19日7時のもの)

米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US30は序盤からプラス圏で推移しましたが、20時以降に大きく下落する場面がありました。
一時マイナス圏に転落したものの、その後持ち直して最終的に+0.35%で取引を終えています。
主要3指数の中では最も小幅な上昇率となりました。

US30 NYダウ指数を参照したCFD
US100 NASDAQ100指数を参照したCFD
US500 S&P500指数を参照したCFD

株価指数変化率チャートはこちら

本日(2025年9月19日)の主な米国経済指標

特になし

本日発表予定の経済指標はこちら

OANDA CFD
Twitter Youtube

Published by
OANDA Lab編集部

OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。

この記事をシェアする
一覧へ戻る