市場概況
19日午後の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。17時時点では147.93円と15時時点(147.51円)と比べて42銭程度のドル高水準だった。日銀の政策発表を受けて下落した反動からショートカバーが入ると、時間外の米10年債利回りが上昇したことも支えに147.99円付近まで持ち直し。その後は147円台後半で動きが鈍くなった。
なお、植田日銀総裁は「今後の金融政策、もう少しデータを見たい」「食品インフレが長引いた際に基調物価を引き上げるリスクもある」「経済の下振れリスク、そこそこある」などと語ったが、今後の利上げ見通しについての言及はなかった。
ユーロ円は買い戻し。17時時点では174.12円と15時時点(173.67円)と比べて45銭程度のユーロ高水準だった。日銀会合後に急落した反動が大きく174.10円台まで切り返している。
なお、ポンド円は一時199.37円まで下落。英国立統計局(ONS)が発表した4-8月の公的部門借入が838億ポンドと予算責任局(OBR)が今年示した予測を上回ったことが嫌気された。
ユーロドルは17時時点では1.1770ドルと15時時点(1.1773ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇などが重しとなり1.1757ドルまで小幅に下げたが、下値は限られた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.20円 - 148.11円
ユーロドル:1.1757ドル - 1.1793ドル
ユーロ円:173.48円 - 174.50円
(越後)
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本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
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なお、植田日銀総裁は「今後の金融政策、もう少しデータを見たい」「食品インフレが長引いた際に基調物価を引き上げるリスクもある」「経済の下振れリスク、そこそこある」などと語ったが、今後の利上げ見通しについての言及はなかった。
ユーロ円は買い戻し。17時時点では174.12円と15時時点(173.67円)と比べて45銭程度のユーロ高水準だった。日銀会合後に急落した反動が大きく174.10円台まで切り返している。
なお、ポンド円は一時199.37円まで下落。英国立統計局(ONS)が発表した4-8月の公的部門借入が838億ポンドと予算責任局(OBR)が今年示した予測を上回ったことが嫌気された。
ユーロドルは17時時点では1.1770ドルと15時時点(1.1773ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇などが重しとなり1.1757ドルまで小幅に下げたが、下値は限られた。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:147.20円 - 148.11円
ユーロドル:1.1757ドル - 1.1793ドル
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