昨日(2025年9月19日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:62.797(-0.97)<-1.52%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは3営業日続落。
ドルインデックスが上昇し、USOIL価格の下落要因だったと報じられています。
また、産油国による原油増産が伝えられており、需給の緩和が懸念された模様です。
ウクライナによるロシアの石油関連施設への攻撃は続いているものの、USOILは売りが優勢でした。
なお、CFTC(米商品先物取引委員会)が原油の投機的ネットポジションを公開し、およそ9万9,000の買い越しでした。
買い越し幅は2週連続で10万を割り込んでいます。
【WTI原油(USOIL)】本日(2025年9月22日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年9月22日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は陰線を形成し、3日続伸後の3日続落となりました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
62ドル台後半まで下落しましたが、61ドル台後半の支持帯にはまだ若干距離があります。
目先は、61ドル台後半の支持帯まで下落が進むか、いったん反発を見せるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引開始から終日ジリ安が続く1日となりました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
16日高値を天井にジリ安が進んでいます。
目先は、16日高値からの下落が続くか、反発して16日高値を目指すかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年9月12日時点の米国の原油リグ稼働数は416基でした。
直近は3週連続で増加しています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2025年9月12日時点の原油在庫は前週比で928.5万バレルほど減少し、およそ4億1536万バレルです。
大局的には2025年6月後半からやや右肩上がりでしたが、直近は大幅に減少しています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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