市場概況
◆ダウ平均:46121.28 -171.50 -0.37%
◆S&P500:6637.97 -18.95 -0.28%
◆NASDAQ:22497.86 -75.61 -0.34%
24日のNY株式相場は続落。AIラリーの持続可能性への懸念の高まりや前日にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が株価の割高を指摘したことが引き続き相場の重しとなった。ハイテク株はアップルからの投資を模索していると報じられたインテルが6.41%高となったものの、AI関連株の騎手のエヌビディアが0.82%安、オラクルが1.71%安となり、予想を上回る増収増益決算を発表したマイクロン・テクノロジーも2.82%下落した。また、9月30日に期限を迎える政府機関の閉鎖の可能性や、金曜日にFRBがインフレ指標として注視する8月個人消費支出(PCE)価格指数の発表を控えていることも様子見につながった。
ダウ平均は朝方に160ドル高まで上昇後、196ドル安まで反落し、171.5ドル安(-0.37%)で終了。S&P500とナスダック総合も上昇してスタートしたが、それぞれ0.28%安、0.33%安で終了し、主要3指数がそろって2日続落した。S&P500の11セクターはエネルギー、公益、一般消費財など4セクターが上昇し、素材、不動産、コミュニケーション、ITなど7セクターが下落した。
9月の株安アノマリーも意識された。S&P500の9月の騰落率は過去5年平均で4.17%安と1年で最もパフォーマンスの悪い月だが、今年は23日時点でS&P500が3.04%高となったほか、ダウ平均が1.64%高、ナスダック総合が5.21%高とそろって堅調推移となっている。主要3指数が史上最高値圏で推移する中、パウエルFRB議長が株価の割高を指摘したことや、AIラリーの失速で軟調トレンドが続くとの警戒感も強まった。
(小針)
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本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
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◆S&P500:6637.97 -18.95 -0.28%
◆NASDAQ:22497.86 -75.61 -0.34%
24日のNY株式相場は続落。AIラリーの持続可能性への懸念の高まりや前日にパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が株価の割高を指摘したことが引き続き相場の重しとなった。ハイテク株はアップルからの投資を模索していると報じられたインテルが6.41%高となったものの、AI関連株の騎手のエヌビディアが0.82%安、オラクルが1.71%安となり、予想を上回る増収増益決算を発表したマイクロン・テクノロジーも2.82%下落した。また、9月30日に期限を迎える政府機関の閉鎖の可能性や、金曜日にFRBがインフレ指標として注視する8月個人消費支出(PCE)価格指数の発表を控えていることも様子見につながった。
ダウ平均は朝方に160ドル高まで上昇後、196ドル安まで反落し、171.5ドル安(-0.37%)で終了。S&P500とナスダック総合も上昇してスタートしたが、それぞれ0.28%安、0.33%安で終了し、主要3指数がそろって2日続落した。S&P500の11セクターはエネルギー、公益、一般消費財など4セクターが上昇し、素材、不動産、コミュニケーション、ITなど7セクターが下落した。
9月の株安アノマリーも意識された。S&P500の9月の騰落率は過去5年平均で4.17%安と1年で最もパフォーマンスの悪い月だが、今年は23日時点でS&P500が3.04%高となったほか、ダウ平均が1.64%高、ナスダック総合が5.21%高とそろって堅調推移となっている。主要3指数が史上最高値圏で推移する中、パウエルFRB議長が株価の割高を指摘したことや、AIラリーの失速で軟調トレンドが続くとの警戒感も強まった。
(小針)
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DZH Finacial Research
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商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号
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