昨日（2025年9月24日）のS&P500の振り返り
| S&P500 | US500(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 6637.97 | 6652.0 |
| 前日比 | -18.95(-0.28%) | -18.6(-0.28%) |
※OANDAが提供するS&P500指数を参照したCFD「US500」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年9月24日（水）のS&P500は、前日比18.95ポイント安（-0.28%）の6637.97ポイントで取引を終えました。
前日にパウエルFRB議長が利下げ慎重姿勢を表したことが引き続き影響し、市場では利益確定売りが広がりました。
主要指数は揃って2日続落し、最高値圏からの調整局面入りが警戒されます。
8月新築住宅販売件数は予想を上回り住宅市場の強さが確認される一方で、インフレ懸念が高まり、株式市場に下落圧力がかかりました。
セクター別に見ると、11セクター中4セクターが上昇し、7セクターが下落しました。
騰落率ごとのトップ3は、エネルギーが+1.23%、公益事業が+0.73%、一般消費財が+0.70%でした。
下落セクターのワースト3は、素材が-1.59%、不動産が-1.01%、コミュニケーション・サービスが-0.82%でした。
全体としては、リスク回避姿勢が強まった展開でした。
個別銘柄では、シェブロン（CVX）、エクソン・モービル（XOM）、テキサス・インスツルメンツ（TXN）、ネクステラ・エナジー（NEE）、エクセル・エナジー（XEL）などが上昇。
オラクル（ORCL）、ネットフリックス（NFLX）、アップロビン（APP）、リンデ（LIN）などが下落しました。
本日（2025年9月25日）のUS500チャートテクニカル分析
（チャートは2025年9月25日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間100）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は上下にヒゲがある陰線を形成し、2日続落となりました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
24日は6600ポイント台の中を下落が進む形となりました。
6600ポイント台を上下どちらの方向へ突破するかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
小幅な値動きの後、取引後半に下落が進み若干反発して取引を終えました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
6700ポイント付近が天井となり切り下げを始めつつあります。
目先は、切り下げを伴う下落が続くか、反発して6700ポイント付近へ向かうかに注目です。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
米国の主要株価指数の変化率チャート
（画像は2025年9月25日7時のもの）
米国株の主要3指数（US30、US100、US500）の変化率を比較したチャートです。
US500は日中から夜にかけて小幅なプラス圏で推移しました。
しかし22時を境に下落へ転じ、一時は-0.5%付近まで下げる場面もありました。
最終的には主要3指数の中で最も小さな下落率で取引を終えています。
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
本日（2025年9月25日）の主な米国経済指標
25日（木）21:30（米国）4-6月期四半期コアＰＣＥ・確定値（前期比年率）
25日（木）21:30（米国）4-6月期四半期実質国内総生産（ＧＤＰ、確定値）（前期比年率）
25日（木）21:30（米国）4-6月期四半期ＧＤＰ個人消費・確定値（前期比年率）
25日（木）21:30（米国）前週分失業保険継続受給者数
25日（木）21:30（米国）前週分新規失業保険申請件数
25日（木）21:30（米国）8月耐久財受注（前月比）
25日（木）21:30（米国）8月耐久財受注・輸送用機器除く（前月比）
25日（木）23:00（米国）8月中古住宅販売件数（前月比）
25日（木）23:00（米国）8月中古住宅販売件数（年率換算件数）
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OANDA Lab編集部
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