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NYマーケットダイジェスト・26日 株高・ドル安

スポット
(26日終値)
ドル・円相場:1ドル=149.49円(前営業日比▲0.31円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=174.95円(△0.20円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1703ドル(△0.0037ドル)
ダウ工業株30種平均:46247.29ドル(△299.97ドル)
ナスダック総合株価指数:22484.07(△99.37)
10年物米国債利回り:4.17%(横ばい)
WTI原油先物11月限:1バレル=65.72ドル(△0.74ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3809.0ドル(△37.9ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
8月米個人所得
(前月比)   0.4%       0.4%
8月米個人消費支出(PCE)
(前月比)   0.6%       0.5%
8月米PCEデフレーター
(前年比)   2.7%       2.6%
8月米PCEコア・デフレーター
(前月比)   0.2%      0.2%・改
(前年比)   2.9%       2.9%
9月米ミシガン大学消費者態度指数・確報値
        55.1        55.4

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は3日ぶりに反落。米連邦準備理事会(FRB)が金融政策を判断するうえで重視している8月米個人消費支出(PCE)価格指数(デフレーター)が市場の予想に一致すると、米利下げが継続するとの見方が強まり全般ドル売りが先行。米ミシガン大学が公表した9月消費者態度指数確報値や期待インフレ率が予想を下回ったこともドル売りを促し、4時前に一時149.41円と日通し安値を更新した。アジア時間に一時149.96円と8月1日以来の高値を付けたあとだけに、週末を控えたポジション調整目的の売りも出やすかった。

・ユーロドルは3日ぶりに反発。20時前に一時1.1662ドル付近まで値を下げたものの、東京時間に付けた日通し安値1.1658ドルが目先サポートとして意識されると買い戻しが優勢に。本日発表の米物価指標が想定の範囲にとどまり、米追加利下げ期待が継続すると全般ドル売りが活発化し、5時30分前には一時1.1707ドルと日通し高値を更新した。

・ユーロ円は反発。21時30分過ぎに一時174.72円付近まで下押ししたものの、東京時間に付けた日通し安値174.64円が目先サポートとして意識されると買い戻しが進んだ。23時過ぎには一時175.05円と昨年7月以来約1年2カ月ぶりの高値を付けた。市場では「昨年7月に記録した史上最高値175.43円が視野に入った」との声が聞かれた。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日ぶりに反発。8月米PCEデフレーターが市場予想に一致すると、追加利下げ期待が継続し主力株に買いが入った。市場では「米物価指標が想定の範囲内となったことで買い安心感が広がった」との声が聞かれた。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も4日ぶりに反発した。

・米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。8月米PCEデフレーターが市場予想に一致すると、追加利下げ期待が継続し買いが入ったものの、週末を控えたポジション調整目的の売りが出ると値を消した。

・原油先物相場は反発。ロシア南部の製油所で火災が発生したとの報道が伝わり、供給不安を背景にした買いが強まった。

・金先物相場は続伸。米インフレ指標が予想通りとなり、利下げが順調に行われるとの見方から外国為替市場でドル安が進むと、ドル建てで取引される金に買いが入った。

(中村)


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