先週金曜日(2025年9月26日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:65.52(-0.059)<-0.09%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは4営業日ぶりに下落。
USOILは夜に上昇しました。
ドルインデックスが緩やかに低下したことに加えて、ロシア産原油の輸出継続について懸念が広がったことが要因と報じられています。
しかし、買い一巡後は売りが優勢となり、最終的に25日終値に比べて下落して取引を終えました。
なお、CFTC(米商品先物取引委員会)が原油の投機的ネットポジションを公開し、10万3,000の買い越しでした。
買い越し幅は2週連続で増加しています。
【WTI原油(USOIL)】本日(2025年9月29日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年9月29日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある実体の短い陰線を形成し、3日続伸後の反落となりました。
平均足は陰連後の陽転2日目で、ローソク足は平均足を上抜けしつつあり、トレンド転換を示唆しています。
上ヒゲ部分で一時的ながら9月高値を更新しました。
目先は、9月高値更新を契機に上昇が進むか、9月高値更新後の反落が続くかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引半ばから上昇が進みましたが、後半の下落により始値を若干下回る水準で取引を終えました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
66ドル台後半まで上昇しましたが、取引後半の下落で65ドル台半ばまで戻しました。
目先は、66ドル回復に向け反発するか、下落が続き65ドルを割れるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年9月19日時点の米国の原油リグ稼働数は418基でした。
前週から2基増加し、2025年8月後半からやや増加基調です。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2025年9月19日時点の原油在庫は前週比で60.7万バレルほど減少し、およそ4億1475万バレルです。
直近は2週連続で減少しており、原油在庫の減少は原油価格にプラスの影響を与えるとされています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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