ホーム » マーケットニュース » NY株式サマリー(30日)=ダウ81ドル高と3日続伸 終値の最高値を更新

NY株式サマリー(30日)=ダウ81ドル高と3日続伸 終値の最高値を更新

市場概況
◆ダウ平均: 46397.89 +81.82 +0.18%
◆S&P500: 6688.46 +27.25 +0.41%
◆NASDAQ: 22660.01 +68.86 +0.30%

 30日のNY株式相場は3日続伸。政府機関の一部閉鎖の可能性や9月消費者信頼感指数が予想を下回ったことで寄り付きから軟調に推移したが、AI関連で好材料があったエヌビディア(+2.60%)が上昇したことや、メルク、ファイザー、イーライ・リリーの薬品株が軒並み5-6%上昇したことで取引終盤は買いが優勢となった。ダウ平均は下落してスタートすると、一時212ドル安まで下落幅を拡大したが、終盤に109ドル高まで上昇し、81.82ドル高(+0.18%)で終了。9月22日以来、6営業日ぶりに終値の過去最高値を更新した。S&P500とナスダック総合もおおむねマイナス圏で推移したが、それぞれ0.41%高、0.30%高で終了。主要3指数がそろって3営業日続伸した。S&P500の11セクターはヘルスケアの2.45%高を筆頭に、IT、資本財、素材など7セクターが上昇し、エネルギー、一般消費財、コミュニケーションなど4セクターが下落した。

 9月月間ではダウ平均が1.87%高、S&P500が3.53%高とともに5カ月続伸し、ナスダック総合は5.61%高と6カ月続伸。年初来ではダウ平均が9.06%高、S&P500が13.72%高、ナスダック総合が17.34%高となった。

 経済指標は、9月消費者信頼感指数が94.2と前月の97.8から悪化し、予想の96.0を下回った。一方、8月JOLTS求人件数は722.7万件となり、前月の720.8万件や予想の718.5万件を上回る強い結果となった。つなぎ予算の成立が遅れ、政府機関の一部閉鎖懸念が強まったことで、金曜日の9月雇用統計の発表が遅れる可能性が意識されたが、予想以上の悪い発表が避けられるとの見方もあった。


OANDA CFD

Provided by
DZH Finacial Research

「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。 豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る