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主要企業が内定式、26年春卒

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 2026年春に卒業予定の大学生らに対する採用内定が1日、解禁された。主要企業が内定式を開いた。人手不足の中、企業の採用意欲は堅調で、初任給の引き上げが相次ぐなど学生優位の「売り手市場」が続いている。

 NECは東京都内の本社で式を行った。堀川大介執行役は「年齢や属性に関係なく、意欲と能力があれば新しいポジションに挑戦できる。自分のキャリアをつかみ取ってほしい」と激励した。

 大手人材サービス業「インディードリクルートパートナーズ」(東京)によると、26年卒大学生の就職内定率は9月1日時点で94・8%で、現行の採用日程になった17年卒以降で過去最高を記録した。

 就職情報会社「マイナビ」(東京)が今年6月に行った調査では、総合職の初任給を引き上げた企業は25年卒より4・4ポイント増の88・8%に上った。採用予定数を「増やした」と答えた企業は15・0%で、25年卒並みは78・9%だった。

 政府は採用活動の前倒しを防ぐため、内定は10月以降という日程を守るよう企業に求めている。


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