スポット
(1日終値)
ドル・円相場:1ドル=147.07円(前営業日比▲0.83円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=172.53円(▲1.00円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1732ドル(▲0.0002ドル)
ダウ工業株30種平均:46441.10ドル(△43.21ドル)
ナスダック総合株価指数:22755.16(△95.15)
10年物米国債利回り:4.10%(▲0.05%)
WTI原油先物11月限:1バレル=61.78ドル(▲0.59ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3897.5ドル(△24.3ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
MBA住宅ローン申請指数
(前週比) ▲12.7% 0.6%
9月ADP全米雇用報告
▲3.2万人 ▲0.3万人・改
9月米製造業PMI改定値
52.0 52.0
9月米ISM製造業景況指数
49.1 48.7
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は4日続落。米政府機関の一部閉鎖が米経済を下押しするとの懸念を背景に、リスク回避の円買い・ドル売りが先行。9月ADP全米雇用報告で政府部門を除く非農業部門雇用者数が3.2万人減と予想の5.0万人増に反して減少すると全般ドル売りが活発化し、一時146.59円と9月17日以来の安値を付けた。
ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。9月米ISM製造業景況指数が49.1と予想の49.0を若干上回ったことが相場を下支えしたほか、市場では「一目均衡表雲の下限146.80円がサポートとして意識されている」との声が聞かれた。1時30分過ぎには147.25円付近まで下値を切り上げた。
・ユーロドルは4日ぶりに小反落。ユーロポンドやユーロ円など一部ユーロクロスの下落につれた売りが出ると、欧州序盤に一時本日安値となる1.1716ドルまで下落した。NY市場に入ると、ADP全米雇用報告の下振れを受けて1.1769ドル付近まで値を戻したものの、すぐに失速した。2時前には1.1716ドルまで再び押し戻されている。
・ユーロ円は3日続落。米政府機関の一部閉鎖で米経済活動に混乱が生じるとの懸念からリスク回避の円買いが優勢になると、一時172.31円と日通し安値を更新した。その後の戻りも172.67円付近にとどまった。
・メキシコペソは軟調だった。ドルペソは一時18.3935ペソ、ペソ円は8.00円までペソ安に振れた。WTI原油先物価格の下落を背景に産油国通貨とされるメキシコの通貨ペソに売りが出た。9月メキシコ製造業購買担当者景気指数(PMI)が49.6と前回の50.2から悪化し、景気判断の分岐点とされる50を下回ったことも相場の重しとなった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸し、史上最高値を更新した。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も過去最高値を更新した。9月ADP全米雇用報告が予想を下回ると、米連邦準備理事会(FRB)による追加利下げ観測が高まり、株買いを誘った。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日続伸した。
・米国債券相場で長期ゾーンは反発。米政府機関の一部閉鎖を受けて、相対的に安全資産とされる米国債に買いが入った。9月ADP全米雇用報告が予想を下回ったことも買いを誘った。
・原油先物相場は3日続落。2018年の米政府機関の一部閉鎖では、1週間でGDP成長率を0.1%低下させるとの試算もあった。政府機関の閉鎖で、米国の景気減速の可能性が高まり、原油需要の減退につながるとの予想で3日続落した。この日発表された米エネルギー省(EIA)週間石油在庫で、原油と石油ともに積み増しとなったことも原油先物の売り要因になった。
・金先物相場は5日続伸。米政府機関が2018年以来の一部閉鎖になったことで、安全資産とされる金先物はこの日も過去最高値を更新し一時3900ドルを上回った。ただ、連日続伸していることで、利食い売りも入り、引けにかけては上げ幅をやや縮小した。
(中村)
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ドル・円相場:1ドル=147.07円(前営業日比▲0.83円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=172.53円(▲1.00円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1732ドル(▲0.0002ドル)
ダウ工業株30種平均:46441.10ドル(△43.21ドル)
ナスダック総合株価指数:22755.16(△95.15)
10年物米国債利回り:4.10%(▲0.05%)
WTI原油先物11月限:1バレル=61.78ドル(▲0.59ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3897.5ドル(△24.3ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
MBA住宅ローン申請指数
(前週比) ▲12.7% 0.6%
9月ADP全米雇用報告
▲3.2万人 ▲0.3万人・改
9月米製造業PMI改定値
52.0 52.0
9月米ISM製造業景況指数
49.1 48.7
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は4日続落。米政府機関の一部閉鎖が米経済を下押しするとの懸念を背景に、リスク回避の円買い・ドル売りが先行。9月ADP全米雇用報告で政府部門を除く非農業部門雇用者数が3.2万人減と予想の5.0万人増に反して減少すると全般ドル売りが活発化し、一時146.59円と9月17日以来の安値を付けた。
ただ、売り一巡後は下げ渋る展開に。9月米ISM製造業景況指数が49.1と予想の49.0を若干上回ったことが相場を下支えしたほか、市場では「一目均衡表雲の下限146.80円がサポートとして意識されている」との声が聞かれた。1時30分過ぎには147.25円付近まで下値を切り上げた。
・ユーロドルは4日ぶりに小反落。ユーロポンドやユーロ円など一部ユーロクロスの下落につれた売りが出ると、欧州序盤に一時本日安値となる1.1716ドルまで下落した。NY市場に入ると、ADP全米雇用報告の下振れを受けて1.1769ドル付近まで値を戻したものの、すぐに失速した。2時前には1.1716ドルまで再び押し戻されている。
・ユーロ円は3日続落。米政府機関の一部閉鎖で米経済活動に混乱が生じるとの懸念からリスク回避の円買いが優勢になると、一時172.31円と日通し安値を更新した。その後の戻りも172.67円付近にとどまった。
・メキシコペソは軟調だった。ドルペソは一時18.3935ペソ、ペソ円は8.00円までペソ安に振れた。WTI原油先物価格の下落を背景に産油国通貨とされるメキシコの通貨ペソに売りが出た。9月メキシコ製造業購買担当者景気指数(PMI)が49.6と前回の50.2から悪化し、景気判断の分岐点とされる50を下回ったことも相場の重しとなった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸し、史上最高値を更新した。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も過去最高値を更新した。9月ADP全米雇用報告が予想を下回ると、米連邦準備理事会(FRB)による追加利下げ観測が高まり、株買いを誘った。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日続伸した。
・米国債券相場で長期ゾーンは反発。米政府機関の一部閉鎖を受けて、相対的に安全資産とされる米国債に買いが入った。9月ADP全米雇用報告が予想を下回ったことも買いを誘った。
・原油先物相場は3日続落。2018年の米政府機関の一部閉鎖では、1週間でGDP成長率を0.1%低下させるとの試算もあった。政府機関の閉鎖で、米国の景気減速の可能性が高まり、原油需要の減退につながるとの予想で3日続落した。この日発表された米エネルギー省(EIA)週間石油在庫で、原油と石油ともに積み増しとなったことも原油先物の売り要因になった。
・金先物相場は5日続伸。米政府機関が2018年以来の一部閉鎖になったことで、安全資産とされる金先物はこの日も過去最高値を更新し一時3900ドルを上回った。ただ、連日続伸していることで、利食い売りも入り、引けにかけては上げ幅をやや縮小した。
(中村)
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DZH Finacial Research
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