昨日(2025年10月1日)のS&P500の振り返り
S&P500 | US500(※) | |
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終値 | 6711.20 | 6716.6 |
前日比 | +22.74(+0.34%) | +33.0(+0.49%) |
※OANDAが提供するS&P500指数を参照したCFD「US500」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年10月1日(水)のS&P500は、前日比22.74ポイント高(+0.34%)の6711.20ポイントで取引を終えました。
連日の上昇で史上最高値を更新しています。
米政府機関の一部閉鎖が開始されましたが、閉鎖が比較的短期間で終了するとの見方から、市場の反応は限定的でした。
9月ADP雇用統計は市場予想を下回るマイナスとなり、これを受けて年内追加利下げが2回実施されるとの観測が強まりました。
一方、9月ISM製造業景況指数は市場予想を上回り、景気後退懸念が和らぐ材料となっています。
セクター別に見ると、11セクター中4セクターが上昇し、7セクターが下落しました。
騰落率のトップ3はヘルスケアが+3.01%、公益事業が+0.93%、情報技術が+0.71%でした。
下落セクターのワースト3は素材の-1.17%、金融の-0.92%、コミュニケーション・サービスの-0.81%です。
全体としては、ヘルスケアが相場をけん引する展開でした。
個別銘柄では、アッヴィ(ABBV)、メルク(MRK)、イーライ・リリー(LLY)、テスラ(TSLA)、ウエスタン・デジタル(WDC)などが上昇。
フィリップ・モリス・インターナショナル(PM)、プロクター・アンド・ギャンブル(PG)、アメリカン・エキスプレス(AXP)、AT&T(T)、アドビ(ADBE)などが下落しました。
本日(2025年10月2日)のUS500チャートテクニカル分析
(チャートは2025年10月2日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲの長い陽線を形成し、4営業日続伸で史上最高値を更新しました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
6600ポイント台の取引から上昇し、6700ポイント台で取引を終えました。
目先は、高値更新を伴う上昇が続くか、いったん反落するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半の下落の後、半ば以降は上昇が続き、上昇後に若干反落して取引を終えました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
22日高値を突破する際に上昇が加速しました。
目先は、このまま上昇が続くか、22日高値付近まで反落するかに注目です。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
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米国の主要株価指数の変化率チャート
(画像は2025年10月2日7時のもの)
米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US500は序盤から下落が続き、16時頃には-0.6%近くまで値を下げました。
しかしその後は持ち直して、終盤にかけて上昇の勢いを強めました。
最終的には主要3指数の中でUS100に次ぐ上昇率で取引を終えています。
US500 | S&P500指数を参照したCFD |
US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
本日(2025年10月2日)の主な米国経済指標
2日(木)21:30(米国)前週分失業保険継続受給者数
2日(木)21:30(米国)前週分新規失業保険申請件数
2日(木)23:00(米国)8月製造業新規受注(前月比)
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OANDA Lab編集部
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