昨日(2025年10月2日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:3.162(-0.031)<-0.97%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは4営業日ぶりに下落。
EIA(米エネルギー情報局)が週間在庫統計を発表し、在庫量の増加幅は市場予想と比べて小幅に留まりました。
発表直後のNATGASは上昇で反応しています。
買い一巡後は売りが優勢で、最終的に1日終値に比べて下落して取引を終えました。
3営業日連続で上昇した後の取引であり、利益確定売りが優勢だったと報じられています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年10月3日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年10月3日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上ヒゲの長い陰線を形成し、高値更新後に反落しました。
平均足は陰連後の陽転2日目で、ローソク足は平均足を上抜けしており、トレンド転換を示唆しています。
3.1ドル台後半で取引を開始後、一時的に3.3ドルに到達しましたが、最終的に3.1ドル台半ばで取引を終えました。
目先は、3.3ドル到達後の下落が続くか、反発し再度3.3ドルを目指すかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引半ばから上昇した後、後半に上昇幅以上の下落が進み、始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陽連後に陰転し、ローソク足は平均足を下抜けしており、トレンド転換を示唆しています。
2日は下落したものの、高値を切り上げる状態は継続中です。
目先は、反発して切り上げが続くか、下落継続で上昇トレンドが転換するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から6基増加して424基でした。
稼働リグ数は5週連続で増加し、7月中旬以来の水準に到達しました。
一方、天然ガスのリグ数は前週から1基減少して117基でした。
8月以降は緩やかに減少し続け、5週連続で110基台後半で推移しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で53bcf(10億立方フィート)増加し、3561bcfでした。
増加幅は市場予想に届かなかったものの、在庫量は増加トレンドを維持しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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