昨日(2025年10月2日)のNYダウの振り返り
NYダウ | US30(※) | |
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終値 | 46,519.72 | 46,583.6 |
前日比 | +78.62(+0.17%) | +109.6(+0.24%) |
※OANDAが提供するNYダウ指数を参照したCFD「US30」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年10月2日(木)のNYダウは、前日比78.62ドル高(+0.17%)の46,519.72ドルで取引を終えました。
政府機関の一部閉鎖が2日目を迎える中、市場では影響が限定的との見方が広がり、買いが広がりました。
特に半導体やAI関連銘柄が相場を牽引し、主要指数はそろって最高値を更新しています。
米国債利回りは低下し、これが株式市場の追い風となりました。
なお、この日予定していた失業保険統計は発表されず、9月雇用統計の発表は延期される可能性が高くなっています。
個別銘柄を見ると、ハイテク関連や製造業が堅調な一方で、金融やエネルギー、ヘルスケアの売りが目立ちました。
エヌビディア(NVDA)、アップル(AAPL)、セールスフォース(CRM)、キャタピラー(CAT)、スリーエム(MMM)などが上昇。
JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー(JPM)、ビザ(V)、ゴールドマン・サックス・グループ(GS)、メルク(MRK)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)などが下落しました。
全体としては、構成銘柄の約半数が上昇しており、銘柄によって明暗が分かれた展開でした。
本日(2025年10月3日)US30のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年10月3日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲの長い陽線を形成し、3日続落後の5日続伸となりました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
5日続伸により、終値ベースでは史上最高値を更新しました。
目先は、さらに上昇し高値更新が続くか、いったん反落するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
小幅な値動きが続いた後、後半に乱高下したものの、最終的に始値を上回る水準で取引を終えました。
直近の平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
9月29日高値が抵抗帯として機能していましたが、抵抗帯を突破する形となりました。
目先は、抵抗帯突破後の上昇が続くか、反落し再度抵抗帯へ戻るかに注目です。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
米国の主要株価指数の変化率チャート
(画像は2025年10月3日7時のもの)
米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US30は序盤から方向感に乏しい展開で、0%付近で横ばいの推移が続きました。
22時以降、一時上昇した後に急落する場面がありましたが、その後は持ち直してプラス圏を回復しています。
最終的に+0.24%と主要3指数の中でUS100に次ぐ上昇率となりました。
US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
US500 | S&P500指数を参照したCFD |
本日(2025年10月3日)の主な米国経済指標
3日(金)22:45(米国)9月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
3日(金)22:45(米国)9月総合購買担当者景気指数(PMI、改定値)
3日(金)23:00(米国)9月ISM非製造業景況指数(総合)
Published by
OANDA Lab編集部
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