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東京マーケットダイジェスト・3日 円安・株大幅高

スポット
ドル円:1ドル=147.78円(前営業日NY終値比△0.52円)
ユーロ円:1ユーロ=173.15円(△0.63円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1716ドル(△0.0001ドル)
日経平均株価:45769.50円(前営業日比△832.77円)
東証株価指数(TOPIX):3129.17(△41.77)
債券先物12月物:135.91円(△0.18円)
新発10年物国債利回り:1.660%(▲0.010%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
     <発表値>   <前回発表値>
8月完全失業率
      2.6%      2.3%
8月有効求人倍率
      1.20倍     1.22倍

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は堅調。日経平均株価の堅調推移をながめ、投資家のリスク許容度拡大を背景にした買いが入った。植田日銀総裁は「経済・物価の中心的見通しが実現していけば利上げ」「経済・物価見通し実現の確度などを点検、適切に政策判断する」「まずは緩和的な金融環境を維持することが大切」などの見解を示したが、総じて新味に乏しい内容だった。一部で期待されていた早期の利上げ思惑を高める内容ではなかったこともあり、日銀総裁の発言後はさらに上値を試す展開に。昨日高値の147.51円を上抜けて、一時147.82円まで値を上げた。

・ユーロ円も堅調。日本株高や日銀総裁発言などを手掛かりにした円売り・ユーロ買いが進み、一時173.21円まで上値を伸ばした。

・ユーロドルは小動き。円絡みの取引が中心となったこともあり、1.1720ドル前後の狭いレンジ内推移に終始した。

・日経平均株価は大幅続伸。前日の米国株式相場では主要3指数がそろって史上最高値を更新し、この日の国内株式市場でも投資家のリスク志向改善を意識した買いが入った。海外勢からの断続的な買いが観測された株価指数先物主導で上値を伸ばし、史上最高値を更新した。

・債券先物相場は4営業日ぶりに反発。前日の米国債券相場が上昇した流れを引き継いだ。また、市場の注目を集めていた植田日銀総裁の発言が早期の利上げ期待を高める内容とならなかったことも買いを後押した。

(岩間)


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