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米政府閉鎖に長期化懸念

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 【ワシントン共同】米議会上院は3日、与党共和党のつなぎ予算案を採決するかどうかを決める動議を否決した。週末は改めて投票しないため、予算切れを理由に1日に始まった政府閉鎖は週明けも続くことが確実となった。予算案を巡る与野党の対立は根深く、閉鎖が長期化する恐れもある。トランプ政権は、野党民主党への圧力を強め、予算審議での譲歩を迫っている。

 ホワイトハウスのレビット報道官は3日の記者会見で閉鎖を解除できるかどうかは民主党次第だと強調した上で、閉鎖が続けば連邦職員の解雇という「不幸な結果」を招くと改めて指摘した。

 3日にはボート行政管理予算局長が、X(旧ツイッター)に中西部イリノイ州シカゴのインフラプロジェクトへの21億ドル(約3千億円)の予算を保留すると投稿した。イリノイ州知事、シカゴ市長はいずれも民主党で、民主党上院議員らに対する圧力の一環との見方も出ている。

 米紙ワシントン・ポストが閉鎖直後に行った世論調査では、政府閉鎖の責任が「トランプ氏と共和党」にあると回答した人の割合が47%に上り、「民主党」の30%を上回った。


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