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NYマーケットダイジェスト・3日 ダウ最高値・金利上昇・円安・金最高値

スポット
(3日終値)
ドル・円相場:1ドル=147.47円(前営業日比△0.21円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=173.19円(△0.67円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1742ドル(△0.0027ドル)
ダウ工業株30種平均:46758.28ドル(△238.56ドル)
ナスダック総合株価指数:22780.51(▲63.54)
10年物米国債利回り:4.12%(△0.04%)
WTI原油先物11月限:1バレル=60.88ドル(△0.40ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=3908.9ドル(△40.8ドル)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な米経済指標)
       <発表値>   <前回発表値>
9月米サービス部門PMI改定値
         54.2       53.9
9月米総合PMI改定値
         53.9       53.6
9月米ISM非製造業指数
         50.0       52.0

※改は改定値、▲はマイナスを表す。

(各市場の動き)
・ドル円は続伸。9月米ISM非製造業指数が50.0と予想の51.7を下回ったことが分かると円買い・ドル売りが先行。23時過ぎに一時147.10円とアジア時間に付けた日通し安値に面合わせした。ただ、米長期金利が上昇に転じると買い戻しが優勢に。週末を控えたポジション調整目的の買いも入り、3時過ぎには147.54円付近まで持ち直した。
 米政府機関の一部閉鎖を受けて、本日予定されていた9月米雇用統計の発表は延期された。また、明日4日に自民党総裁選の投開票を控えていることもあり、相場は方向感が出にくい面もあった。

・ユーロドルは3日ぶりに反発。米ISM非製造業指数の下振れを受けてユーロ買い・ドル売りが先行すると、23時過ぎに一時1.1759ドルと日通し高値を付けた。ただ、米長期金利が上昇に転じると上値が重くなった。週末を控えたポジション調整目的の売りも出て一時1.1727ドル付近まで下押しした。

・ユーロ円は上昇。ドル円の下げ渋りや米国株高を受けて円売り・ユーロ買いが出ると、23時過ぎに一時173.24円と日通し高値を付けた。ただ、そのあとは173円台前半で値動きが鈍った。

・オセアニア通貨は強含んだ。ダウ平均が一時520ドル超上昇し、連日で史上最高値を更新すると、リスクセンチメントに敏感なオセアニア通貨に買いが入った。豪ドル米ドルは0.6614米ドル、NZドル米ドルは0.5838米ドルまで上げたほか、豪ドル円は97.50円、NZドル円は86.06円と日通し高値を更新した。

・米国株式市場でダウ工業株30種平均は6日続伸し、史上最高値を更新した。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も過去最高値を更新した。米連邦準備理事会(FRB)が追加利下げを決めるとの観測が引き続き相場を支えた。ダウ平均は一時520ドル超上昇し、初めて47000ドルを超える場面があった。
 ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は6日ぶりに反落した。

・米国債券相場で長期ゾーンは3日ぶりに反落。9月米ISM非製造業指数が予想を下回ると買いが先行したものの、そのあとは週末を控えたポジション調整目的の売りが優勢となり下げに転じた。米国株相場が底堅く推移したことも相場の重し。

・原油先物相場は5日ぶりに反発。昨日まで4日続落し、7月上旬以来となる水準まで下落したことで、週末を前にポジション調整の買い戻しが優勢となった。ただ、5日から始まるOPECプラスの会合で、11月の増産幅を10月の2・3倍まで拡大するのではないかとの報道もあることで上値も限られた。

・金先物相場は反発。連日最高値を更新していたことで昨日は6日ぶりに反落した金先物価格だが、本日は再び買いが優勢になり反発して引けた。米政府機関の一部閉鎖が3日目に入り、閉鎖期間が長期化するのではないかとの懸念が高まっていることで、安全資産とされる金先物に買いが集まった。初めて3900ドル台に乗せて引けた。

(中村)


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