昨日(2025年10月6日)のドル円動向振り返り
ドル円は大幅円安。
4日(土)に自民党の総裁選挙が実施され、高市氏が選出されました。
月曜日のドル円は大きな上窓を開けて取引が始まっています。
高市氏は金融緩和を志向していると見られており、これが影響した模様です。
その後、窓はさらに拡大し、円安傾向は夜まで継続しました。
一時的に円高に戻る場面があったものの、150円台に乗せて取引を終えています。
なお、トランプ米大統領が発言し、11月1日から中型・大型トラックに25%の関税を課す意向が報じられています。
また、日米で主要な経済指標は発表されていません。
本日(2025年10月7日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年10月7日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、143円台半ばから153円台半ばにかけて、買い注文を確認できます。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、148円付近の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これが注目されている模様です。
その一方、150円台半ばの売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これを狙った注文の模様です。
また、149円台後半にも、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年10月7日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのはポンド円と豪ドル円です。
相関関係だったのはユーロ円、弱い相関関係だったのはポンドドルと豪ドル米ドルです。
その一方、弱い逆相関関係だったのはユーロドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年10月7日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨は円です。
円はマイナス幅を広げる展開で、この傾向は本日の朝時点で継続しています。
ドルはゼロを挟んで取引され、日付が変わる頃からマイナス圏で安定的に推移しています。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年10月7日)の主な経済指標
15:00(独)8月製造業新規受注
21:30(米)8月貿易収支
25:10(EU)ラガルドECB総裁、発言
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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