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ナスダック100の振り返りと見通し:米政府閉鎖の長期化懸念もハイテク銘柄が牽引(2025年10月9日)

ニュース

昨日(2025年10月8日)のナスダック100の振り返り

ナスダック100 US100(※)
終値 25,136.62 25,186.8
前日比 +296.40(+1.19%) +294.6(+1.18%)

※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照したCFD「US100」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

2025年10月8日(水)のナスダック100は、前日比296.40ポイント高(+1.19%)の25,136.62ポイントで取引を終えました。

ハイテク銘柄を中心とした買いが優勢となりました。
イーロン・マスク氏のエックスエーアイ(xAI)の大型資金調達報道や、エヌビディア(NVDA)CEOの楽観的な発言を受け、全面高になったと考えられます。

また、政府機関閉鎖の長期化懸念から投資家心理が冷え込む中、安全資産の金は4000ドルを突破しています。

個別銘柄は、半導体・電子テクノロジー関連を中心に、買いの勢いが強まりました。

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)、マイクロン・テクノロジー(MU)、エヌビディア(NVDA)、ラム・リサーチ(LRCX)、マーベル・テクノロジー(MRVL)などが上昇。
アルファベット(GOOGL)、ブッキング・ホールディングス(BKNG)、アムジェン(AMGN)、ASMLホールディング(ASML)、ペプシコ(PEP)などが下落しました。
アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は前日比で+11.37%と大きく買われています。

全体としては、構成銘柄の半数以上が上昇しました。

本日(2025年10月9日)US100のチャートテクニカル分析

本日(2025年10月9日)US100のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年10月9日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は陽線を形成し、史上最高値を更新しました。
平均足は陽連し、ローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
節目価格25,000ポイントに到達して、25,000ポイントを維持して取引を終えました。
目先は、反落して25,000ポイントを割れるか、25,000ポイント到達後も上昇が続くかに注目です。

<1時間足チャート分析>

小幅な値動きの後、取引後半に大きく上昇して取引を終えました。
平均足は陽連し、ローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
抵抗帯となっていた25,000ポイント付近を突破して上昇が進みました。
目先は、抵抗帯突破後も上昇が続くか、反落し抵抗帯の25,000ポイント付近へ戻るかに注目です。

US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

米国の主要株価指数の変化率チャート

米国の主要株価指数の変化率チャート
(画像は2025年10月9日7時のもの)

米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US100は序盤から小幅にプラス圏とマイナス圏を行き来していましたが、22時以降は上昇の勢いを強めました。
押し目を作りながらも、上昇基調を維持したまま引けています。
最終的に+1.18%と主要3指数の中で最も大きな上昇率を記録しました。

US100 NASDAQ100指数を参照したCFD
US30 NYダウ指数を参照したCFD
US500 S&P500指数を参照したCFD

株価指数変化率チャートはこちら

本日(2025年10月9日)の主な米国経済指標

9日(木)21:30(米国)前週分失業保険継続受給者数
9日(木)21:30(米国)前週分新規失業保険申請件数

本日発表予定の経済指標はこちら

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OANDA Lab編集部

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