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東京外国為替市場概況・17時 ドル円、乱高下

市場概況
 10日午後の東京外国為替市場でドル円は乱高下。17時時点では152.84円と15時時点(152.82円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。NHKの「公明党が自民党との連立政権から離脱する方針」との一報が伝わると、高市氏が首相指名されない可能性もあり高市トレードの後退の連想で152.39円まで弱含んだ。しかし、公明党の連立離脱の場合は、自民党が過半数を獲得するためには維新と国民民主との大連立以外は難しいなど、今後の政局不安が円売りと捉える考えもあり152.90円台を回復するなど乱高下した。

 ユーロドルはもみ合い。17時時点では1.1578ドルと15時時点(1.1570ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ高水準だった。ユーロ円の売りに連れて1.1561ドル前後まで下がる場面があったが、一方的な値動きにはならず17時前には1.1580ドルまで買い戻された。もっとも、レンジは限られ1.15ドル後半でのもみ合いから抜け出せずにいる。

 ユーロ円は方向感がない。17時時点では176.97円と15時時点(176.82円)と比べて15銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の下落に連れて176.33円まで急落したが、ドル円が買い戻されると177.00円近辺まで戻すなど方向感がなく推移。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:152.39円 - 153.27円
ユーロドル:1.1556ドル - 1.1580ドル
ユーロ円:176.33円 - 177.16円


(松井)


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