昨日(2025年10月13日)の豪ドル円動向振り返り
豪ドル円は円安が優勢。
先週末にトランプ米大統領が対中関税方針を示し、豪ドル円は円高が進みました。
豪州は中国との経済的関係が深いとされており、中国のイベントが豪ドル円に反映されることがあります。
その後、トランプ米大統領が態度を軟化させ、昨営業日の豪ドル円は大きな上窓を開けて取引が始まりました。
その後も夕刻にかけて円安が進み、夜以降はレンジ相場で取引されています。
最終的に、先週末終値に比べて円安で取引を終えました。
なお、日豪で主要な経済指標は発表されず、日豪関係に関する要人発言も伝わっていません。
本日(2025年10月14日)の豪ドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年10月14日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、98円付近の買い注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これが注目されている模様です。
また、97円付近にも、特に厚い買い注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これに着目した注文だと考えられます。
その一方、100円付近の売り注文が特に厚いです。
キリの良い数字であり、これを狙った注文の模様です。
また、101円付近にも、特に厚い売り注文があります。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが意識されていると考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
豪ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年10月14日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、豪ドル円と強い相関関係だったのは、ドル円、ポンド円そして豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関関係だったのはユーロドル、ポンドドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
豪ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年10月14日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨はスイスフランです。
円はマイナス圏で上下動し、本日朝時点でマイナス圏に位置しています。
豪ドルはおおむねプラス圏で取引され、この傾向は本日の朝時点で継続しています。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
今週の豪ドル円の注目材料
14日(火)9:30(豪州)豪準備銀行(中央銀行)、金融政策会合議事要旨公表
14日(火)25:20(米国)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
15日(水)21:30(米国)9月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
15日(水)21:30(米国)9月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
15日(水)21:30(米国)9月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
15日(水)21:30(米国)9月消費者物価指数(CPI)(前月比)
16日(木)8:50(日本)8月機械受注(前年同月比)
16日(木)8:50(日本)8月機械受注(前月比)
16日(木)9:30(豪州)9月失業率
16日(木)9:30(豪州)9月新規雇用者数
16日(木)15:00(英国)8月月次国内総生産(GDP)(前月比)
16日(木)21:30(米国)9月小売売上高(前月比)
16日(木)21:30(米国)9月小売売上高(除自動車)(前月比)
17日(金)18:00(ユーロ)9月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比)
17日(金)18:00(ユーロ)9月消費者物価指数(HICPコア指数、改定値)(前年同月比)
またAUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>AUD/JPY(豪ドル/日本円)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。