昨日(2025年10月14日)のナスダック100の振り返り
ナスダック100 | US100(※) | |
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終値 | 24,579.32 | 24,606.4 |
前日比 | -170.94(-0.69%) | -145.6(-0.59%) |
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照したCFD「US100」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年10月14日(火)のナスダック100は、前日比170.94ポイント安(-0.69%)の24,579.32ポイントで取引を終えました。
トランプ大統領が中国に対する新たな関税措置を検討しているとの報道を受け、米中貿易摩擦の緊張が再燃し、投資家はリスク回避姿勢を強めました。
ハイテク株を中心に売りが優勢となり、投資家の先行き警戒感を表すVIX指数は上昇しています。
金融政策面では、連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演を受けて年内追加利下げの可能性が意識されたことで、下押し圧力は限定的となりました。
個別銘柄は、一部を除いた半導体関連を中心にテック系の下落が目立ちます。
ペプシコ(PEP)、TモバイルUS(TMUS)、パランティア・テクノロジーズ(PLTR)、シスコ・システムズ(CSCO)、ハネウェル・インターナショナル(HON)などが上昇。
エヌビディア(NVDA)、ブロードコム(AVGO)、マイクロン・テクノロジー(MU)、インテル(INTC)、マーベル・テクノロジー(MRVL)などが下落しました。
全体としては、構成銘柄の半数以上が上昇したものの、指数自体は下落する展開でした。
本日(2025年10月15日)US100のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年10月15日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間100)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある陰線を形成し、前日13日の上昇に対し反落しました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
10日の大幅安の値幅内の取引が2営業日続いています。
10日の値幅を上下どちらの方向へ突破するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引前半から下落した後、後半に大きく反発しましたが、始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連後に陽転しているものの、ローソク足は平均足と重なっており、明確な方向性は出ていません。
10日の急落に対し半値戻しの水準を上下する状態です。
目先は、下落が進み10日安値へ向かうか、反発して10日高値を目指すかに注目です。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
米国の主要株価指数の変化率チャート
(画像は2025年10月15日7時のもの)
米国株の主要3指数(US30、US100、US500)の変化率を比較したチャートです。
US100は午前中に上昇したものの、午後以降は下落に転じ一時-1.8%を下回りました。
その後は反発しましたが、再び下落してマイナス圏で取引を終えています。
主要3指数の中では最も大きな下落率を記録しました。
US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
US500 | S&P500指数を参照したCFD |
本日(2025年10月15日)の主な米国経済指標
15日(水)21:30(米国)10月ニューヨーク連銀製造業景気指数
15日(水)27:00(米国)米地区連銀経済報告(ベージュブック)
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OANDA Lab編集部
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