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中国株サマリー(20日)

市場概況
反発、米中摩擦懸念が緩和 7−9月期中国GDP成長率は予想通り

 週明け20日の中国本土株式市場で、上海総合指数は反発。終値は前営業日比0.63%高の3863.89ポイントだった。深セン成分指数は0.98%高の12813.21ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆7376億500万元だった。

 上海総合指数は終日プラス圏で推移した。貿易を巡る米国と中国の対立激化懸念が和らいだほか、指数は前週末に終値ベースで9月26日以来、3週間ぶりの安値を更新した後とあって、値ごろ感の出た銘柄を中心に買いが広がった。また、23日まで第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)が開催中とあって、政策期待も強まった。一方、中国国家統計局が午前に発表した2025年7−9月期の実質国内総生産(GDP、速報値)成長率は前年同期比4.8%となり、市場予想と一致した。セクター別では、石炭が全面高となったほか、ガスや航空・空港運営などを中心に幅広いセクターで買いが優勢だった。半面、貴金属が全面安。宝飾やバッテリー素材も売られた。

 A株市場では、寧波杉杉(600884)や中国東方航空(600115)、思源電気(002028)などが大きく上げたほか、25年1−9月期決算で大幅増益となる見通しを発表した中国人寿保険(601628)も4%超上昇した。半面、金風科技(002202)や歌爾(002241)、隆基緑能科技(601012)、紫金鉱業集団(601899)などが下げた。

 上海B株指数は0.02%安の259.91ポイント、深センB株指数は0.27%高の1341.54ポイント。

(山下)


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