スポット
(20日終値)
ドル・円相場:1ドル=150.75円(前営業日比△0.14円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=175.49円(△0.02円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1642ドル(▲0.0013ドル)
ダウ工業株30種平均:46706.58ドル(△515.97ドル)
ナスダック総合株価指数:22990.54(△310.57)
10年物米国債利回り:3.98%(▲0.03%)
WTI原油先物11月限:1バレル=57.52ドル(▲0.02ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4359.4ドル(△146.1ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は小幅ながら続伸。「日銀は来週29−30日の金融政策決定会合で議論する『経済・物価情勢の展望』(展望リポート)で、今年度の実質国内総生産(GDP)見通しを引き上げる可能性」との一部報道が伝わり、欧州市場序盤には一時150.28円まで下落した。
ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。自民党と日本維新の会が連立政権樹立で正式合意したことを受け、明日の首班指名選挙で高市新首相が誕生することが確実視される中、円売り・ドル買いがじわりと強まった。20時30分過ぎには150.86円付近まで持ち直した。
もっとも、そのあとは徐々に値動きが鈍った。米政府機関の一部閉鎖の影響で、相場材料となる米経済指標の発表がなく、方向感が出にくい地合いとなった。なお、ハセット米国家経済会議(NEC)委員長は「米政府機関の一部閉鎖は今週中に終わる可能性がある」との見解を示した。
・ユーロドルは小幅続落。米長期金利の指標となる米10年債利回りが3.98%台まで低下するとユーロ買い・ドル売りが入ったものの、戻りは鈍かった。フランスの財政悪化への懸念は根強い中、3時30分前には一時1.1639ドルと日通し安値を更新した。
もっとも、今日の高値はアジア時間に付けた1.1676ドルで値幅は0.0037ドル程度と小さかった。米経済指標の発表などがなく手掛かり材料に欠けたため、大きな方向感は出なかった。
・ユーロ円は4日ぶりに小反発。日銀のGDP見通し上方修正の可能性が報じられると、日本時間夕刻に一時175.25円と日通し安値を付けたものの、そのあとは175円台半ばでのもみ合いに終始した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸。米政府機関の一部閉鎖が近く終わるとの観測や、貿易問題を巡る米中対立激化への懸念が和らいだことを受けて買いが優勢となった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も続伸した。
・米国債券相場で長期ゾーンは反発。米政府機関の一部閉鎖の影響で相場材料となる米経済指標の発表がなく、方向感が出にくい状況となる中、持ち高調整目的の買いが入った。
・原油先物相場は小反落。供給過剰懸念などを背景に売りが先行するも、ハセットNEC委員長が「今週、米政府機関閉鎖に関する進展がみられるかもしれない」などと発言したことで、閉鎖終了への期待から下げ渋った。貿易問題を巡る米中の関係悪化を巡る過度な警戒感が後退していることも、買い戻しを誘ったもよう。
・金先物相場は大幅に反発。前週末に下落した反動で買いが優勢となり、中心限月ベースの史上最高値を更新した。28-29日に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測もまた、上昇を後押ししたもよう。
(中村)
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ドル・円相場:1ドル=150.75円(前営業日比△0.14円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=175.49円(△0.02円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1642ドル(▲0.0013ドル)
ダウ工業株30種平均:46706.58ドル(△515.97ドル)
ナスダック総合株価指数:22990.54(△310.57)
10年物米国債利回り:3.98%(▲0.03%)
WTI原油先物11月限:1バレル=57.52ドル(▲0.02ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4359.4ドル(△146.1ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
特になし
(各市場の動き)
・ドル円は小幅ながら続伸。「日銀は来週29−30日の金融政策決定会合で議論する『経済・物価情勢の展望』(展望リポート)で、今年度の実質国内総生産(GDP)見通しを引き上げる可能性」との一部報道が伝わり、欧州市場序盤には一時150.28円まで下落した。
ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。自民党と日本維新の会が連立政権樹立で正式合意したことを受け、明日の首班指名選挙で高市新首相が誕生することが確実視される中、円売り・ドル買いがじわりと強まった。20時30分過ぎには150.86円付近まで持ち直した。
もっとも、そのあとは徐々に値動きが鈍った。米政府機関の一部閉鎖の影響で、相場材料となる米経済指標の発表がなく、方向感が出にくい地合いとなった。なお、ハセット米国家経済会議(NEC)委員長は「米政府機関の一部閉鎖は今週中に終わる可能性がある」との見解を示した。
・ユーロドルは小幅続落。米長期金利の指標となる米10年債利回りが3.98%台まで低下するとユーロ買い・ドル売りが入ったものの、戻りは鈍かった。フランスの財政悪化への懸念は根強い中、3時30分前には一時1.1639ドルと日通し安値を更新した。
もっとも、今日の高値はアジア時間に付けた1.1676ドルで値幅は0.0037ドル程度と小さかった。米経済指標の発表などがなく手掛かり材料に欠けたため、大きな方向感は出なかった。
・ユーロ円は4日ぶりに小反発。日銀のGDP見通し上方修正の可能性が報じられると、日本時間夕刻に一時175.25円と日通し安値を付けたものの、そのあとは175円台半ばでのもみ合いに終始した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸。米政府機関の一部閉鎖が近く終わるとの観測や、貿易問題を巡る米中対立激化への懸念が和らいだことを受けて買いが優勢となった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も続伸した。
・米国債券相場で長期ゾーンは反発。米政府機関の一部閉鎖の影響で相場材料となる米経済指標の発表がなく、方向感が出にくい状況となる中、持ち高調整目的の買いが入った。
・原油先物相場は小反落。供給過剰懸念などを背景に売りが先行するも、ハセットNEC委員長が「今週、米政府機関閉鎖に関する進展がみられるかもしれない」などと発言したことで、閉鎖終了への期待から下げ渋った。貿易問題を巡る米中の関係悪化を巡る過度な警戒感が後退していることも、買い戻しを誘ったもよう。
・金先物相場は大幅に反発。前週末に下落した反動で買いが優勢となり、中心限月ベースの史上最高値を更新した。28-29日に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ観測もまた、上昇を後押ししたもよう。
(中村)
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DZH Finacial Research
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