昨日(2025年10月22日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:3.38(-0.007)<-0.21%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは4営業日ぶりに下落。
21日終値を挟む動きに終始し、トレンドは形成されませんでした。
なお、EIA(米エネルギー情報局)の週間在庫統計発表を控え、在庫の増加幅は直近5年間の平均値を上回ると見込まれています。
市場はこれを警戒した可能性があると報じられており、NATGAS価格は21日終値比でやや下落しました。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年10月23日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年10月23日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は上下にヒゲのある実体の短い陰線を形成して、3営業日続伸後の反落となりました。
平均足は陽線3日目でローソク足は平均足を上抜けしており、上昇トレンドを開始しつつあります。
若干下落したものの、上ヒゲ部分で10月高値を更新しています。
目先は、高値更新を伴う上昇を再開するか、下落が続くかに注目です。
<1時間足チャート分析>
3.3ドル台後半を中心に小幅に上下する1日となりました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており、明確な方向性は出ていません。
前日21日から続く高値圏で値動きが停滞中です。
高値圏を上下どちらの方向へ突破するかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から変わらず418基でした。
稼働リグ数は2週連続で410基台で推移しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週から1基増加して121基でした。
稼働リグ数は3週連続で増加し、3週連続の増加は7月中旬から8月上旬にかけて以来です。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で80bcf(10億立方フィート)増加し、3721bcfでした。
在庫増加幅は引き続き大きく、在庫量は昨年の水準や直近5年間の平均を上回っています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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