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NY株式サマリー(22日)=ダウ334ドル安 米中貿易摩擦懸念やネットフリックスの決算が重し

市場概況
◆ダウ平均: 46590.41 -334.33 -0.71%
◆S&P500: 22740.396 -213.27 -0.93%
◆NASDAQ: 6699.4 -35.95 -0.53%

 22日のNY株式相場は下落。スコット・ベッセント財務長官が米国製ソフトウェアを使用した製品の対中輸出の制限を検討していると発言し米中貿易摩擦懸念が再燃したほか、決算が嫌気されたテキサス・インスツルメンツ(-5.60%)やネットフリックス(-10.07%)の下落も相場の重しとなった。前日に取引時間中と終値の史上最高値を更新したダウ平均はほぼ横ばいでスタートしたものの、一時463ドル安まで下落し、334.33ドル安(-0.71%)と4日ぶりに反落して終了。S&P500もわずかに上昇してスタートしたが、1.18%安まで下落し、0.53%安で終了。ハイテク株主体のナスダック総合は1.92%安まで下落後、0.93%安と2日続落して終了した。S&P500の11セクターはエネルギー、生活必需品、ヘルスケア、不動産の4セクターが上昇し、資本財、一般消費財、コミュニケーション、IT、金融など7セクターが下落した。

 決算発表銘柄は第3四半期の利益が予想を大幅に上回ったインテュイティブ・サージカルが13.89%高と急伸した一方、売上高が予想と一致したものの利益が予想を下回ったネットフリックスが10.07%安と急落。テキサス・インスツルメンツは利益が予想を下回ったほか、弱いガイダンスも嫌気され5.60%下落した。テキサス・インスツルメンツの決算を受けてオン・セミコンダクターが5.72%安、アドバンスト・マイクロ・デバイセズも3.28%安となり、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が2.36%安となった。

 引け後の動きでは、好悪まちまちの決算を発表したテスラが時間外で2%超下落。決算が予想を上回ったIBMも時間外で6%超下落した。一方、サウスウェスト航空が赤字予想に反して黒字決算を発表し、株価は時間外で2%超上昇した。


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