昨日（2025年10月22日）のS&P500の振り返り
| S&P500 | US500(※) | |
|---|---|---|
| 終値 | 6699.40 | 6708.4 |
| 前日比 | -35.95(-0.53%) | -35.4(-0.52%) |
※OANDAが提供するS&P500指数を参照したCFD「US500」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
2025年10月22日（水）のS&P500は、前日比35.95ポイント安（-0.53%）の6699.40ポイントで取引を終えました。
トランプ米政権がソフトウェア分野を対象に、中国への輸出制限措置を検討しているとの報道を受けて、ITやハイテク関連に売りが広がりました。
前日にネットフリックス（NFLX）の決算が市場予想を下回ったことが投資家心理を冷やし、市場全体の重荷となっています。
市場では、今週から来週にかけて引き続き発表される大手ハイテク企業の決算に注目が集まります。
セクター別に見ると、11セクター中4セクターが上昇し、7セクターが下落しました。
上昇したセクターはエネルギーが+1.32%、 生活必需品が+0.64%、ヘルスケアが+0.61%です。
下落セクターのワースト3は資本財・サービスが-1.31%、一般消費財が-1.00%、コミュニケーション・サービスが-0.88%でした。
全体としてはディフェンシブ関連が上昇しており、リスク回避ムードが強まった1日でした。
個別銘柄では、インテュイティブ・サージカル（ISRG）、ボストン・サイエンティフィック（BSX）、イーライ・リリー（LLY）、エクソン・モービル（XOM）、フィリップ・モリス・インターナショナル（PM）などが上昇。
ネットフリックス（NFLX）、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ（AMD）、キャタピラー（CAT）、AT＆T（T）、ベライゾン・コミュニケーションズ（VZ）などが下落しました。
本日（2025年10月23日）のUS500チャートテクニカル分析
（チャートは2025年10月23日7時のもの）
左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間100）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
＜日足チャート分析＞
ローソク足は下ヒゲのある陰線を形成し、2日続落となりました。
平均足は陽線3日目でローソク足は平均足と重なっており、明確な方向性は出ていません。
一時的に6600ポイント台まで下落したものの、6700ポイント台を回復しています。
目先は、6700ポイント割れに向けて下落が続くか、6700ポイント台での取引が続くかに注目です。
＜1時間足チャート分析＞
取引半ばから下落が進んだ後、若干反発したものの始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
10月17日安値と21日高値の3割戻しを達成しています。
目先は、3割戻しの後の反発が進むか、半値戻しなどさらに下落が進むかに注目です。
US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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米国の主要株価指数の変化率チャート
（画像は2025年10月23日7時のもの）
米国株の主要3指数（US30、US100、US500）の変化率を比較したチャートです。
US500は序盤から値動きが鈍く、0%付近でもみ合う展開が続きました。
22時以降は売りが優勢となり、一時−1.2%付近まで下落しましたが、その後やや持ち直しています。
最終的に−0.52%で取引を終え、主要3指数の中では最も小幅な下落率となりました。
| US500 | S&P500指数を参照したCFD |
| US30 | NYダウ指数を参照したCFD |
| US100 | NASDAQ100指数を参照したCFD |
本日（2025年10月23日）の主な米国経済指標
23日（木）23:00（米国）9月中古住宅販売件数（前月比）
23日（木）23:00（米国）9月中古住宅販売件数（年率換算件数）
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OANDA Lab編集部
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