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【ワシントン共同】米政府は23日、トランプ大統領が暗号資産(仮想通貨)交換所大手バイナンス創業者の趙長鵬氏を恩赦したと明らかにした。米メディアによると、趙氏は2024年にマネーロンダリング(資金洗浄)防止法違反の罪で禁錮4月を言い渡され、すでに刑期を終えた。バイナンスはトランプ氏の親族が経営する仮想通貨ベンチャー企業を支援しているという。
ホワイトハウスのレビット報道官は記者会見で、恩赦の理由を「バイデン前政権によって行き過ぎた訴追が行われた事件だった」と説明した。
トランプ氏は、仮想通貨に対する厳しい取り締まりを図った前政権の方針から一転して、利用促進にかじを切っている。
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