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9月の全国物価、2・9%上昇

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 総務省が24日発表した9月の全国消費者物価指数(2020年=100、生鮮食品を除く)は、前年同月比2・9%上昇の111・4だった。伸び率は8月の2・7%から0・2ポイント増加し、4カ月ぶりに拡大した。食料品の価格が高止まりしたほか、エネルギー価格の上昇も全体を押し上げ、家計を圧迫する状況が続いている。

 政府が実施する電気・ガス代の負担軽減策による押し下げ効果が薄れ、エネルギーの上昇率は2・3%と、3カ月ぶりにプラスに転じた。電気代は3・2%、都市ガス代は2・2%上がった。

 コメ類は49・2%上昇した。伸び率は5月の101・7%をピークに4カ月連続で鈍化した。コメを使う食品の価格も上がり、おにぎりは17・8%伸びた。外食のすしも8・3%上昇した。

 生鮮食品を除く食料は7・6%上昇した。高止まりが続くが、8月の8・0%からは伸び率が鈍化した。原材料価格の高騰が幅広い食品の価格を押し上げ、チョコレートは50・9%伸びた。コーヒー豆は64・1%上がった。


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