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中国株サマリー(24日)

市場概況
 続伸で約10年2カ月ぶり高値、米中対立激化への警戒感後退

 24日の中国本土株式市場で、上海総合指数は続伸。終値は前日比0.71%高の3950.31ポイントだった。深セン成分指数は2.02%高の13289.18ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆9742億900万元だった。

 上海総合指数は終日プラス圏で推移し、終値で2015年8月17日以来、およそ10年2カ月ぶりの高値を更新した。貿易を巡る中国と米国の対立激化への警戒感が後退したほか、中国共産党の第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)が23日に閉幕し、同日発表されたコミュニケに第15次5カ年計画(2026−30年)の主要目標として科学技術の「自立自強」の加速などが盛り込まれたことを受け、恩恵を受けそうな銘柄に買いが広がった。1−9月期業績を手がかりに個別物色の動きも活発だった。セクター別では、半導体や電子化学品、電子部品などが買われた半面、石炭や不動産サービス、ガスなどが売られた。

 A株市場では、立訊精密工業(002475)や大族激光科技産業集団(002008)、曙光信息産業(603019)、富士康工業互聯網(601138)などが大きく上げた半面、東江環保(002672)や瀘州老窖(000568)、上海隧道工程(600820)、中国国際航空(601111)などが売られた。

 上海B株指数は0.01%安の261.09ポイント、深センB株指数は0.07%安の1339.61ポイント。

(小針)


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