スポット
(24日終値)
ドル・円相場:1ドル=152.86円(前営業日比△0.29円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=177.77円(△0.51円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1627ドル(△0.0009ドル)
ダウ工業株30種平均:47207.12ドル(△472.51ドル)
ナスダック総合株価指数:23204.87(△263.07)
10年物米国債利回り:4.00%(横ばい)
WTI原油先物12月限:1バレル=61.50ドル(▲0.29ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4137.8ドル(▲7.8ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
9月米消費者物価指数(CPI)
(前月比) 0.3% 0.4%
(前年同月比) 3.0% 2.9%
エネルギーと食品を除くコア指数
(前月比) 0.2% 0.3%
(前年同月比) 3.0% 3.1%
10月米製造業PMI速報値
52.2 52.0
10月米サービス部門PMI速報値
55.2 54.2
10月米総合PMI速報値
54.8 53.9
10月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、確報値)
53.6 55.0
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は6日続伸。9月米消費者物価指数(CPI)が前月比0.3%/前年比3.0%と予想の前月比0.4%/前年比3.1%を下回り、エネルギーと食品を除くコア指数が前月比0.2%/前年比3.0%と予想の前月比0.3%/前年比3.1%より弱い内容だったことが分かると円買い・ドル売りが先行。21時30分過ぎに一時152.30円と日通し安値を付けた。市場では「米関税の影響で上振れリスクがあるとの指摘もあったが、インフレ圧力は想定ほど高くない」「米連邦準備理事会(FRB)が来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げに踏み切るとの見方をより確実にするものになった」との声が聞かれた。
ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。10月米製造業・サービス部門PMI速報値が予想を上回ったことなどが相場の支援材料となり、153.02円付近まで持ち直した。
もっとも、アジア時間に付けた日通し高値153.06円や10日の高値153.27円がレジスタンスとして意識されるとやや上値が重くなった。10月米ミシガン大学消費者態度指数確報値が予想を下回ったことも相場の重しとなり、そのあとは152円台後半でのもみ合いに転じた。
・ユーロドルは小幅ながら3日続伸。9月米CPIの下振れを受けて一時1.1648ドルと日通し高値を付けたものの、21日の高値1.1655ドルや一目均衡表雲の下限1.1656ドルがレジスタンスとして働くと伸び悩んだ。
なお、米格付け会社ムーディーズはフランスの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げたと発表したものの、相場の反応は限られた。
・ユーロ円は5日続伸。米国株相場の上昇などを手掛かりに円売り・ユーロ買いが先行。23時前に一時177.83円と日通し高値を付けた。ただ、9日に付けたユーロ導入以来の高値177.94円がレジスタンスとして意識されると上昇は一服した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、史上最高値を更新した。9月米CPIが予想を下回ると、FRBが来週のFOMCで利下げを決めるとの見方が強まり、主力株中心に買いが集まった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も続伸し、史上最高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も過去最高値を更新した。
・米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。9月米CPIが予想を下回ると買いが先行したものの、すぐに失速した。週末を控えたポジション調整目的の売りが出たほか、米国株相場の上昇が相場の重しとなった。
・原油先物相場は反落。米欧によるロシアへの追加制裁を受け、供給に対する不透明感から買いが入るも、続かず。その後は利益確定売りや週末のポジション調整に押されて下げに転じた。
・金先物相場は反落。この日発表された9月米CPIが予想を下回る伸びに留まった事を受けて米株主要3指数が上昇すると、相対的に安全資産とされる金は売られた。
(中村)
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ドル・円相場:1ドル=152.86円(前営業日比△0.29円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=177.77円(△0.51円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1627ドル(△0.0009ドル)
ダウ工業株30種平均:47207.12ドル(△472.51ドル)
ナスダック総合株価指数:23204.87(△263.07)
10年物米国債利回り:4.00%(横ばい)
WTI原油先物12月限:1バレル=61.50ドル(▲0.29ドル)
金先物12月限:1トロイオンス=4137.8ドル(▲7.8ドル)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標)
<発表値> <前回発表値>
9月米消費者物価指数(CPI)
(前月比) 0.3% 0.4%
(前年同月比) 3.0% 2.9%
エネルギーと食品を除くコア指数
(前月比) 0.2% 0.3%
(前年同月比) 3.0% 3.1%
10月米製造業PMI速報値
52.2 52.0
10月米サービス部門PMI速報値
55.2 54.2
10月米総合PMI速報値
54.8 53.9
10月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、確報値)
53.6 55.0
※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ドル円は6日続伸。9月米消費者物価指数(CPI)が前月比0.3%/前年比3.0%と予想の前月比0.4%/前年比3.1%を下回り、エネルギーと食品を除くコア指数が前月比0.2%/前年比3.0%と予想の前月比0.3%/前年比3.1%より弱い内容だったことが分かると円買い・ドル売りが先行。21時30分過ぎに一時152.30円と日通し安値を付けた。市場では「米関税の影響で上振れリスクがあるとの指摘もあったが、インフレ圧力は想定ほど高くない」「米連邦準備理事会(FRB)が来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げに踏み切るとの見方をより確実にするものになった」との声が聞かれた。
ただ、売り一巡後は買い戻しが優勢に。10月米製造業・サービス部門PMI速報値が予想を上回ったことなどが相場の支援材料となり、153.02円付近まで持ち直した。
もっとも、アジア時間に付けた日通し高値153.06円や10日の高値153.27円がレジスタンスとして意識されるとやや上値が重くなった。10月米ミシガン大学消費者態度指数確報値が予想を下回ったことも相場の重しとなり、そのあとは152円台後半でのもみ合いに転じた。
・ユーロドルは小幅ながら3日続伸。9月米CPIの下振れを受けて一時1.1648ドルと日通し高値を付けたものの、21日の高値1.1655ドルや一目均衡表雲の下限1.1656ドルがレジスタンスとして働くと伸び悩んだ。
なお、米格付け会社ムーディーズはフランスの格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げたと発表したものの、相場の反応は限られた。
・ユーロ円は5日続伸。米国株相場の上昇などを手掛かりに円売り・ユーロ買いが先行。23時前に一時177.83円と日通し高値を付けた。ただ、9日に付けたユーロ導入以来の高値177.94円がレジスタンスとして意識されると上昇は一服した。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、史上最高値を更新した。9月米CPIが予想を下回ると、FRBが来週のFOMCで利下げを決めるとの見方が強まり、主力株中心に買いが集まった。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も続伸し、史上最高値で取引を終えた。多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数も過去最高値を更新した。
・米国債券相場で長期ゾーンは横ばい。9月米CPIが予想を下回ると買いが先行したものの、すぐに失速した。週末を控えたポジション調整目的の売りが出たほか、米国株相場の上昇が相場の重しとなった。
・原油先物相場は反落。米欧によるロシアへの追加制裁を受け、供給に対する不透明感から買いが入るも、続かず。その後は利益確定売りや週末のポジション調整に押されて下げに転じた。
・金先物相場は反落。この日発表された9月米CPIが予想を下回る伸びに留まった事を受けて米株主要3指数が上昇すると、相対的に安全資産とされる金は売られた。
(中村)
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DZH Finacial Research
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