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週明け27日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が急伸し、取引時間中として初めて5万円を超えた。高市早苗首相の経済財政政策に期待した「高市トレード」が株高をけん引する中、米国と中国の貿易摩擦激化への不安が後退。前週末の米国株高も波及し、上げ幅は一時1100円を超えた。
午前終値は前週末終値比1037円71銭高の5万0337円36銭。東証株価指数(TOPIX)も52・03ポイント高の3321・48となり、取引時間中の最高値を更新した。
平均株価は取引開始直後に5万円を超え、ほぼ全面高の展開となった。株価水準の高い半導体検査装置大手アドバンテストなど、ハイテク銘柄の上昇が目立った。買い一巡後は当面の利益を確定する売りも出て、上げ幅を縮める場面もあった。
前週末の米国市場では、9月の消費者物価指数(CPI)の上昇率が市場予想を下回り、連邦準備制度理事会(FRB)による追加利下げの観測が強まった。主要株価指数がそろって最高値を更新し、東京市場もこの流れを引き継いだ。
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