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中国株サマリー(28日)

市場概況
4日ぶり反落、方向感欠く 素材株に売り

 28日の中国本土株式市場で、上海総合指数は4営業日ぶりに反落。終値は前日比0.22%安の3988.22ポイントだった。深セン成分指数は0.44%安の13430.10ポイントと4営業日ぶりに反落した。上海、深セン両市場の半日の売買代金は概算で2兆1478億6000万元だった。

 上海総合指数は前日終値を挟んで一進一退の方向感を欠いた展開。前日終値は2015年7月24日以来およそ10年3カ月ぶりの高値だっただけに、いったん利益を確定する売りが重荷だった。中盤に上げ幅を広げる場面があったが、心理的節目の4000ポイントを超えると高値警戒感が強まり、終盤は安く推移した。トランプ米大統領と中国の習近平国家主席が30日に韓国で会談する予定とあって、次第に様子見気分も広がったもよう。セクター別では貴金属やバッテリー素材、風力発電設備、鉄鋼、非鉄金属が下落した一方、軍需関連、自動車サービス、海運・港湾、鉄道が上昇した。

 A株市場では製薬の江蘇恒瑞医薬(600276)、金鉱大手の紫金鉱業集団(601899)、自動車部品の恵州市徳賽西威汽車電子(002920)が大幅に反落。機械株の徐工集団工程機械(000425)と金風科技(002202)や銀行株の上海浦東発展銀行(600000)も売られた。一方、テック株の上昇が目立ち、浙江三花智能控制(002050)、紫光国芯微電子(002049)、用友網絡科技(600588)などが大幅高となった。煙道ガス処理の福建龍浄環保(600388)も高い。

 上海B株指数は0.51%安の260.55ポイントと反落。深センB株指数は0.16%高の1335.35ポイントと5営業日ぶりに反発した。


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