昨日(2025年10月28日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:3.294(-0.09)<-2.66%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは続落。
NWS(アメリカ国立気象局)によると、今後1~2週間の米国本土の気温は東部を除いて平年よりも暖かい予報です。
天然ガスの暖房需要の減少見通しが報じられており、NATGAS価格は下落しました。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年10月29日)のチャートテクニカル分析

(チャートは2025年10月29日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は陰線を形成し続落となりました。
平均足は陽連しローソク足はその上を推移しており、買い優勢を示しています。
続落となりましたが、21日の上昇後の水準は維持されています。
目先は、下落が続き21日から続く高値圏を割れるか、当面高値圏での取引が続くかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引半ばから下落が進み、当日安値付近で取引を終えました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
引いた目で見ると、21日から続く支持帯付近まで下落して取引を終えています。
目先は、支持帯を割れて下落が加速するか、支持帯での反発を見せるかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)

米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から2基増加して420基でした。
7月以降、稼働リグ数は410基台から420基台の範囲で推移しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週から変わらず121基でした。
稼働リグ数は3週連続で120基台を維持しています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)

米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で87bcf(10億立方フィート)増加し、3808bcfでした。
在庫増加幅は市場予想よりも大きく、在庫量は増加トレンドを維持しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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