ホーム » マーケットニュース » 東京マーケットダイジェスト・30日 円安・株小高い

東京マーケットダイジェスト・30日 円安・株小高い

スポット
ドル円:1ドル=153.05円(前営業日NY終値比△0.32円)
ユーロ円:1ユーロ=177.90円(△0.72円)
ユーロドル:1ユーロ=1.1624ドル(△0.0023ドル)
日経平均株価:51325.61円(前営業日比△17.96円)
東証株価指数(TOPIX):3300.79(△22.55)
債券先物12月物:136.21円(△0.08円)
新発10年物国債利回り:1.645%(▲0.005%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標) 
     <発表値>     <前回発表値>
対外対内証券売買契約等の状況(前週)
対外中長期債
   3514億円の処分超  6644億円の処分超・改
対内株式
  1兆3442億円の取得超  7526億円の取得超
日銀金融政策決定会合、政策金利
   0.50%で据え置き    0.50%

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は神経質な動き。前日に上昇した流れを引き継いで152.95円まで上昇するも、買いの勢いは続かず。日経平均の軟調推移も重しとなると、12時過ぎに152.28円まで下落。その後、日銀は政策金利の据え置きを決定したほか、声明も追加利上げ期待を高める内容ではなかったことから円売りが強まり、153.14円まで再び上昇するなど荒い展開となった。
 米中首脳会談では冒頭、トランプ米大統領が「中国とはすでに多く合意しているが、今日さらに合意する」と発言。また、習中国国家主席も「トランプ氏と協力し強固な関係を構築する用意がある」と述べたことが伝わった。

・ユーロ円も神経質。12時過ぎに176.82円まで下落後に177.97円まで切り返すなど、ドル円に連れる形で荒い動きとなった。

・ユーロドルは底堅い。1.1597ドルを安値に下げ渋ると買い戻しが入り、1.1637ドルまで値を上げた。

・日経平均株価は続伸。アドバンテストやレーザーテックなど半導体株の上昇を背景に買いが入った。もっとも、前日に大幅に上昇した影響から利益確定の売りも出やすかった。

・債券先物相場は反発。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見にて12月FOMCでの利下げ観測が後退し、米長期金利が上昇した。この流れを引き継いで債券は売りが先行するも、日銀会合の展望リポートが次回会合での利上げを示唆する内容ではなかったことから債券は買いが優勢となった。


(川畑)


OANDA CFD

Provided by
DZH Finacial Research

「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。 豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る