ホーム » マーケットニュース » 東京外国為替市場概況・12時 ドル円、下落一服

東京外国為替市場概況・12時 ドル円、下落一服

市場概況
 31日の東京外国為替市場でドル円は下落が一服。12時時点では153.88円とニューヨーク市場の終値(154.13円)と比べて25銭程度のドル安水準だった。10時過ぎに片山財務相の発言「為替市場では足元で一方的、急激な動きがみられる」や「投機的な動向も含めて市場の過度な変動を見極めている」が伝わると、相場は円買い戻しで反応。一時153.65円までドル安円高に傾いた。もっとも、円買いを促す更なる材料が見当たらない中、一巡後は153.80円台まで下値を切り上げた。

 ユーロ円は下げ渋る。12時時点では178.02円とニューヨーク市場の終値(178.25円)と比べて23銭程度のユーロ安水準だった。前述した片山財務相の発言が伝わるとドル円同様に円高に傾き、177.84円まで下押した。ただその後は、ドル円の持ち直しにつれて178円台を回復している。
 なお日経平均は上げ幅を縮小したものの、622円高の5万1948円で前場を終えている。

 ユーロドルはもみ合い。12時時点では1.1568ドルとニューヨーク市場の終値(1.1565ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円が売られた局面では1.1578ドルまでじり高になるも、ドル円が下げ渋ると1.1560ドル台まで押し戻された。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:153.65円 - 154.17円
ユーロドル:1.1565ドル - 1.1578ドル
ユーロ円:177.84円 - 178.32


(小針)


OANDA CFD

Provided by
DZH Finacial Research

「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。 豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る